(上)白い花弁のように見える総苞片の真ん中に緑色の花がある。
2015年5月22日(金)、一関市東山町長坂字町の県道19号線(一関大東線・今泉街道)の街路樹として植栽されているヤマボウシ(山法師)が、4個の白い総苞片がよく目立つ花を沢山咲かせていました。げいび大橋(げいび渓口)~東山大橋(コメリ東山店)間。
ヤマボウシ(山法師)ミズキ科 ミズキ属 Cornus kousa
別名:ヤマグワ(山桑)。山地に生える落葉高木。高さは普通5~10m、大きいものは15mになる。樹皮は赤褐色で丸い鱗片となって剥がれる。葉は対生し、長さ5~12㎝の楕円形~卵状楕円形で、縁はやや波打つ。花期は6月。4個の白い総苞片がよく目立ち、その中心に小さな花が多数球状に集まってつく。果実は秋に赤く熟し、甘酸っぱくておいしい。総苞片が淡紅色のものをベニヤマボウシ(紅山法師)f.roseaという。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]