2015年5月20日(水)、一関市大東町摺沢字観音堂82番地1外の「摺沢公園」に行きました。県道「摺沢停車場線」(旧今泉街道)から摺沢幼稚園の脇を通る道を通り、急坂を登ると「摺沢公園」でした。中腹にある民家の近くに車を駐めて、山頂に向かって歩いてみました。頂上部には「山神社」が祀られていました。また、広場になっている所には忠魂碑が建てられていました。
さらに東側に進むと細い山道があり、梅月山高建寺の墓地に突き当りました。山道の傍に生えていたハナイカダ(花筏)が花を咲かせていました。良く見ると実が既についていました。花は雄花のようです。花は地味だが、葉の真ん中で実が藍黒く熟す頃はよく目立ちます。
ハナイカダ(花筏)ミズキ科 ハナイカダ属 Helwingia japonica
山地に生える落葉低木。高さは1~2m。葉は互生し、長さ4~13㎝の卵形または楕円形で、先は鋭く尖り、縁には芒状の鋸歯がある。花期は5~6月。淡緑色の小さな花が葉の表面の主脈の上につくので、葉を筏に見立てて「花筏」の名がある。雌雄別株。雄花は数個ずつ付き、4個の雄しべがある。雌花は普通1個ずつ付く。果実は直径7~9㎜の球形で黒く熟し、甘味がある。分布:北海道(南部)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/Hanaikada/Hanaikada.htm [ハナイカダ]