2015年5月8日(金)、一関市「花と泉の公園」のぼたん園に行きました。「ぼたん橋」のすぐ傍に生えているホオノキ(朴の木)が黄色みを帯びた白い大きな花を幾つか咲かせていました。
2015年5月18日(月)、一関市大東町摺沢字雲南田にある「摺沢農村公園」に生えているホオノキ(朴の木)が黄色みを帯びた大きな花を幾つか咲かせていました。最盛期だと甘い香りが辺り一面に漂うほど香りが強い。
ホオノキ(朴の木) モクレン科 マグノリア(ホオノキ)属 Magnolia obuvata
別名:ホオガシワ。山地に生え、高さ20~30m、直径1mぐらいになる落葉高木。葉は有柄で枝先に集まって互生し、長さ20~40㎝の倒卵状長楕円形で、やや厚くて堅い。裏面は帯白色で細い毛がある。
5~6月、枝先に帯黄白色で直径約15㎝の芳香のある花が上向きに咲く。花弁は狭倒卵形で6~9小。雄しべは多数あり、花糸は紅色で葯は帯黄白色。雌しべは円錐状に多数つく。萼片は淡緑紅色で3個。果実は袋果が多数集まった集合果で長さ10~15㎝。熟すと袋果が裂け、2個の赤い種子を白い糸で吊り下げる。用途:公園・街路樹、建築・器具・楽器・彫刻・船舶材、下駄、樹皮は薬用。分布:北海道、本州、四国、九州、南千島、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]