2018年8月4日(土)、奥州市水沢黒石町の北上川左岸沿いを走る県道14号線沿いに生えているクサギ(臭木)の木が、花を沢山咲かせていました。
クサギ(臭木)クマツズラ科 クサギ属 Cerodendron trichotomum
木や枝を切ると独特の臭気があるのでこの名がある。山野に生える落葉小高木。高さはふつう3~5m。樹皮は暗灰色で、丸い皮目が目立つ。葉は対生し、長さ8~15㎝の三角状卵形または広卵形。花期は8~9月。枝先に香りの良い白い花を多数つける。花は長さ2㎝ほどで、萼は赤みを帯び、雄しべと雌しべは花から長く突き出ている。果実は直径7㎜ほどの球形で、藍色に熟す。果期には萼が真っ赤になって、大きく開き、果実とのコントラストが美しい。分布:日本全土。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]