2018年8月4日(土)、「岩手県立花きセンター」(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)を久しぶりに訪ねました。あんまり暑いので屋外に栽培されている菊などの植物と「花の館」温室内を見学しただけで帰ってきました。
「花の館」温室の東側につくられている花壇に群植されていマーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)が、最盛期は過ぎたものの未だ花を沢山咲かせていました。
マーシュマロウ(ウスベニタチアオイ)アオイ科 アルタエア属 Althaea officinalis
和名:ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)。別名:ビロードアオイ。西~中央アジア、東ヨーロッパに分布する多年草。日本へは明治時代に渡来した。株立ち状に茎を出し、枝分かれして高さ1~2mになる。短い毛で覆われたビロードのような葉は、掌状に浅く切れ込み、互生する。葉腋に花径2~3㎝の淡い桃色の一日花をつける。開花期:7~8月。全草、特に根に薬用成分が含まれており、去痰剤、胃などの消炎剤として利用できる。葉や根は秋に採取して乾燥保存して、花や葉はティーとして、若葉や根は食用になる。
栽培のポイント:タネ播き適期:4~5月、9~10月。株分け適期:3月。日当たりと水はけのよい場所で育てる。適当な湿気を好むので、植え土に堆肥などの腐植質をすき込んだ、水もちのよい土で植え付ける。地植えの場合は、極端な乾燥がなければ、水やりはいらない。冬には枯れた茎葉を切り取り、刻んだものをマルチング材として株元に敷き込むとよい。2年目以降は、株張りが1㎡程度に広がるので、株間を広くとるか、株の更新を兼ねて株分けする。[主婦の友社発行「ハーブ図鑑200」より]
https://ja.wikipedia.org/wiki/ウスベニタチアオイ
http://gkzplant2.ec-net.jp/souhon/syousai/a-gyou/u/usubenitatiaoi/usubenitatiaoi.html [GKZ植物事典:ウスベニタチアオイ]