2018年8月4日(土)、奥州市水沢「慶徳公園」に群植されているヒペリカム・ヒドコート(キンシバイ=金糸梅)が、最盛期は過ぎていましたが、未だ花を沢山咲かせていました。
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-fWK93yamvZ2/map[慶徳公園:奥州市水沢佐倉河]
ヒペリカム・ヒドコート オトギリソウ科 ヒペリカム(オトギリソウ)属 Hypericum patulum
和名はキンシバイ(金糸梅)。ビヨウヤナギ(美容柳、未央柳)と同じく中国原産の半落葉低木で、庭木や公園樹とされるが、野生化していることもある。姿形もよく似ているが、全体に小さい。葉は長さ約2㎝で対生し、裏面は白緑色をしており、明るい油点がある。ビヨウヤナギより葉も枝もかためで、枝はやや垂れ下がる。6~7月に咲く花は黄色の5弁花で、花径3~4㎝。雄しべは花弁より短く、60個ずつの5つの束に分かれている。ビヨウヤナギの花が平開するのに対し、キンシバイ(金糸梅)の花は開き切らない盆形。5つの花弁は光沢があり厚い。[講談社発行「野の花・街の花」より]