2018年8月4日(土)、「岩手県立花きセンター」(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)を久しぶりに訪ねました。あんまり暑いので屋外に栽培されている菊などの植物と「花の館」温室内を見学しただけで帰ってきました。
「花の館」温室内の「亜熱帯温室」には、沖縄などの亜熱帯植物が沢山植栽されていましたが、それらの中の一つクフェア・ヒッソピフォリアが紅紫色と白い花を沢山咲かせていました。
メキシコハナヤナギ/クフェア・ヒッソピフォリア ミソハギ科 タバコソウ(クフェア)属 Cuphea hyssopifolia
メキシコからグアテマラにかけて自生している熱帯・亜熱帯性の常緑小低木で、高さは50~60cmほど。小枝が横に広がる。英名はMexican false heather。可憐な花を妖精にたとえて、「エルフィン・ハーブ(妖精のハーブ)」の英名もある。
花は濃紫~淡紫色、白花もある。花期は6~11月だが、温度さえあれば周年でも開花し、挿し木で増やせるとのこと。
メキシコハナヤナギの仲間のクフェア属は、明治から大正時代に約10種が日本に導入され、花壇など観賞用に用いられているとのこと。