2018年8月4日(土)、「岩手県立花きセンター」(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)を久しぶりに訪ねました。あんまり暑いので屋外に栽培されている菊などの植物と「花の館」温室内を見学しただけで帰ってきました。
「花の館」温室内の「亜熱帯温室」には、沖縄などの亜熱帯植物が沢山植栽されていましたが、それらの中にクワズイモとハゴロモカズラ(アカインベ)がという名のサトイモ科の植物がありました。
サトイモ科 アロカシア(クワズイモ)属 Alocasia:熱帯アジアに約70種分布する多年草。東南アジアから太平洋諸島にかけて分布するマクロリザ(インドクワズイモ)A.macrorrhizaやオドラ(クワズイモ)A.odoraがあり、低温に強いので、観葉植物として一般に利用されている。茎は肥大し短く地上及び地下にある。肉穂花序をつけるが花は観賞価値がない。
クワズイモ(不喰芋) サトイモ科 アロカシア(クワズイモ)属 Alocasia odora
オドラA.odoraは、サトイモ(里芋)に似ているが、芋が有毒で食べられないことから、クワズイモ(不喰芋)という和名がある。常緑樹林の中に生える多年草。地下茎から長さ60~120cmの太い柄のある大きな葉が伸びる。葉は長さ60cmほどもあり、先は尖る。
花期は5~9月。花茎は高さ15~25cmになり、先端に緑白色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。肉穂花序には小さな粒々のような花がびっしりとついている。果実は赤く熟す。分布:日本(四国南部、九州南部)、沖縄~インド。
管理:弱光線にも耐えるので、室内の半日陰に置いて育てる。低温に強いオドラやククラタは年間通して水を与えてよいが、これ以外の種類は高温多湿を好み、寒さに弱く、また、冬期は休眠状態になるので水やりは控え、15℃以上保てる場所に置き、春暖かくなったら地下の茎を植え替える。立ち上がった茎を取り木して殖やす。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39240313&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのクワズイモ(不喰芋) 2011年11月18日(金)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%83%A2 [クワズイモ(Wikipedia)]
http://yasashiijikan.hamazo.tv/e2172308.html [優しい時間:クワズイモの花]
http://yaeyamakanko.ti-da.net/e2219563.html [石垣島(八重山)自然体感ツアー:やえやま観光:クワズイモ]
http://blogs.yahoo.co.jp/kaneo93/48228892.html [クワズイモの実?:おばあちゃんの独り言:Yahoo!ブログ]
http://mksn.seesaa.net/article/124498472.html [クワズイモ:屋久島ひとりごと]
http://www.kuwazuimo.com/howto.html [クワズイモの育て方]
クワズイモ サトイモ科 クワズイモ属 Alocasia odorac.Koch
ハゴロモカズラ(アカインベ) サトイモ科