平泉町平泉のジギタリス 2009年10月23日(金)
2009年10月23日(金)、西磐井郡平泉町平泉字花立の平泉文化遺産センターのすぐ近くにある民家の庭で、ジギタリスが花を咲かせていました。普通は5~7月頃に咲くのですが、陽気のせいでしょうか?!
ジギタリス ゴマノハグサ科 ジギタリス属 Digitalis
北アフリカ、ヨーロッパ南部~西部、アジア原産の耐寒性多年草~2年草。属名はラテン語で「指袋」。花の形から付けられたもので、古くから心臓病の薬用植物としても栽培されてきた。「キツネノテブクロ(狐の手袋)」の名もあるが、英名フォックスグローブの訳。春に種子播きすると、1年目は長楕円形の葉を根生したまま過ごす。2年目の春から6月にかけて茎が30~100㎝ほどに真っ直ぐに伸び、鐘形の花を穂状につける。花は下向きで下から順に咲き上がっていく。プルプレアD.purpureaが代表で多くの園芸種が出回る。最近は観賞用に改良され、花の色(外側)も紅紫、ピンク、白などいろいろなものがある。花弁の内側は白く、に暗紫色の斑点が散在する。[栽培]日当たりを好むが、水はけのよい肥沃な土なら、多少の半日蔭でも花が咲く。鉢土の過湿を嫌うので乾燥気味に保つ。咲き終わったら、葉を残して花穂(かすい)を切り取ると二番花が咲く。