一昨日突然新曲ができました。
ほんとに突然。
実は、明日のLIVEに向けて、めっちゃ切ない失恋のうたを産み落とすぞ…と
日々努力してたのですが、切なすぎるピアノのフレーズが膨らんでいくばかりで、
ことばがついてこなかった…
暗礁に乗り上げていました。
そしたら、ふっ…と、突然別の子が生まれました。
だんだん日が伸びていくこの季節にぴったりの
穏やかで、ほんわり、ぴゅあで、ちょっと切ない恋のうた。
神さまありがとう。
神さまなのかよくわからないけれど、
うたはすぅーーーっっと、突然どこからかやってくる。
全部自力でやってる作業じゃないと感じます。
しかも、これは偶然ではないと思うんです。
これまでにも、すぅーーーーっっと、フレーズがやってきたときのこと、覚えてるもんね。
ダメなときは、どうしてもダメなのに、、、
脳ミソじゅう、体中探しまわっても、どこにも見当たらないパズルのピースを、突然神さまがくれるのです。
この日の夕飯はキムチ鍋。
Takが大好きなのよ。
Takはテーブルで宿題をしてて、私はキッチンで野菜を切り、お鍋を火にかけて、ピアノをぱらぱら弾いていました。
突然、なんだか「享受」してるってカンジだったなあ…
なんでこんなにすらすら出てくるの??いいじゃんいいじゃん!!
そして、フルコーラス奇跡の安産を遂げたところで、鍋を食べ始めました。
そのとたん、私は涙がこみあげてきて、激泣きしてしまった。
Takが慌てて「おかあさん、どうしたの? これぜんぶお母さんにあげるから泣かないで」といって、自分のとり皿にてんこもりにした白菜を私の目の前に置きました。
彼は、自分が欲張って、鍋の中の白菜を全部自分のお皿に入れたことで、私が泣いたのかと思ったらしい(^_^;)
かわいぃぃ~~(*^_^*)大好きだよTak♪♪
「ちがうよ、Takのことで泣いてるんじゃないよ、白菜は、全部Takが食べていいよ、まだたくさんあるから、いくらでも、食べなさい」
…と、泣きながら言う私。
「おかあさんはね、新しい曲ができたのが嬉しくて泣いてるのよ」
とはいうものの、それ以上はTakには説明不能。
自分の気持ちにぴったり沿ったうたがうまれたとき、パイプができるんだよ、
ダムから蛇口までの。
そして、どどどぉぉぉ~~~っっ…とあふれ出すんだろうな。
2005年7月の記事には、具体的な創作活動の様子をいろいろ綴っています。
お時間のある方はのぞいてみてね。
こんな母親を見ながら育つ子供はあまりいないだろうな。
いつか、Takにも、ちゃんと説明したいな。
Takは、カレンダーに「しんきょくができたきねんび(ヤバイ)」と書き込みをしてくれました。そして、日記にも書いていました。
きょうお母さんがキムチなべを食べているとき、とつぜんなきだして、びっくりしました。お母さんは、「かなしいからないてるんじゃないよ、いいきょくができたからだよ」と言いました。
この新しい命をこれから産湯に漬けて、やさしいドレスを着せて命名して、きれいなつやつやのぴんくの赤ちゃんをご披露したいとおもいます♪
お楽しみに(*^_^*)