今回のLIVE、私は一切MC(曲間のお喋り)を考えていきませんでした。
高松でのLIVEは、いつも1バンド。出演は私たちだけですので、時間もたっぷりあるし、
お喋りも、時間のことはあまり気にせず、いっぱいできるから、そろそろMC原稿なんかつくるのはやめよう…と思いました。
LIVEって、ふつー1曲歌ってから、そのあとご挨拶をするのですが、今回はCD発売記念LIVEなので、まずはご挨拶から。
ステージに立ったときに口をついて出てきたのは、讃岐弁でした。
そして、それからも、終始一貫、讃岐弁。
べらべらべらべら…と、たくさんのことを喋りまくり、「MCが長すぎる」とダメ出しをされました(^_^;)
しかし…
私のMC、なんやらわからんけど、これまでになくウケとったで。
これまでの私のLIVEは、TAKAMIの真面目~なMCに、姿勢を正して耳を傾けて下さるような雰囲気だったのです。
しかし、今回は、ちょっと違ってたかも。
今後はウケを狙おう…とは思っていません。
等身大の「あなたの隣で生活しているTAKAMIがステージでうたっている」
っていうカンジ、私の中での生活と音楽の結びつき、そんなことを、これからも語っていきたいな。
めちゃ長くなってしまったMCの中で、メンバーの方々が、何歳から楽器を始めたのかお聞きしました。
なんとみなさん、10代後半以降からなのです!!
早くから始めればいいってもんじゃないのです。小さい頃から始めても、途中でやめてしまっては…
メンバーの方たちは、10代後半から、40代、50代、60代まで、ずっとず~~~っと続けてこられた。コレが素晴らしいです。
なんだかわからないけど、誇らしい気持ちになってしまいました。
なにが誇らしいのかよくわからないけど、私の仲間の方たちは、みんなそうなんだ、高松メンバーだけではありません、音楽仲間って、当たり前だけど、みなさん、何十年もずっと音楽を生活の中に、人生に持ち続けてきた人たちなのだ、、
子どもの頃から音楽を習って、音楽大学を卒業しても、それっきり音楽から離れてしまう人たちもいる。
或いは、クラシック以外の音楽を続けていても、正統派と認めない…という人たちもいます。
けれども、「続ける」ということが、どれほど尊いことか、、なんだかステージでアドリブのMCをやっていて、じわっ…とこみ上げてくるものがありました。
私も頑張ろう。生涯現役だ(*^_^*)
それからもうひとつ。
私はいつも小学生料金を設定していますが、これからも、子どもたちを「子供用」のコンサートの枠に閉じ込めるのでなく、大人と一緒になって、子どもたちも楽しめるLIVEを続けていこうと思います。
Takをベビーカーの頃から、リハや本番に連れまわした経験から、子どもも「聴く耳」を持っていることを知っています。
大人が聴いて素晴らしいと思う音楽には子どもも引き込まれるのです。
…それを目指そうと思います。
なんて考えているうちに、もう次のLIVEの構想が、私の中で具体的になってきています。
次は5月ごろ…かな?
楽しみにしていてくださいね!!