最近、私はしょっちゅうTakに濡れ衣を着せています。
「濡れ衣」…つまり、濡れたお洋服であります(^_^;)
今朝も、めっちゃ濡れ衣を着せてしまいました。
今日はTakの学校の始業式。
「式典」なので、吹奏楽部は「校歌」を演奏します。
準備のため、早く学校に行かなくてはいけないようなのだ。
しかし、私は、そのことをすっかり忘れていた!!
「おかあさん、今日中に洗濯して、明日の朝には乾いてるようにしてね」
…と言ってたのに、昨夜は私は体調がイマイチだったので、さっさと寝てしまったのだ。
朝起きて、「あーそうだ、洗濯してと言ってたっけ。まあ、ズボンなら、脱水のあと15分も朝陽に干せばなんとか乾くだろう」…と、余裕のつもりで洗濯機を回しはじめた。
いつものように、6:45に起こし、7:00に起こし、7:15に起こした。
Takはいつも7:15に起きるのだ。
だったら、こんなめんどうなこと何度もやらなくても…(-_-;)
でっ、とどめの7:15に起こしたら、「なんでもっと早く起こしてくれないの~~!!」と、、、
「何度も起こしたじゃないの!」
しかし、今日は始業式で、演奏があるから早く出かけるというのだが、洗濯機はまだ回っている…
しかも洗濯機の中には、ズボンだけじゃなく、カッター3枚(つまり全部)入っていて、
コレはさすがに乾かないよ、、、
実は、この時に限って、私は、カッターの襟があまりにも汚れているので、まとめて襟を手洗いして、さらにワイドハイターに漬け置いていたのであった。それもすっかり忘れていた。
母が悪かった…
Takは、「また遅刻だ、先生に怒られる。君はヤル気あるんですか…とかいって、、、俺はどうすればいいの!?」と泣きべそをかき始めた。
「泣きべそかく暇があったら、今できる最善のことを考えなさい!」
私も、もう出かける寸前で、遅刻なんか絶対できないし、立ったままでおにぎり食べながら、どうするべきか、短い時間でアホな頭を必死で洗濯機とともにフル回転させました。
「おかあさん、よく暢気におにぎりなんか食べていられるよね!」
「なにいってんの、お母さんはこれから肉体労働なんだから、食べないとブッ倒れるんだよ! しかも今日は残業アリなんだし。食べながら考えてんだ!」
まずは洗濯機のすすぎを流水にして短縮。
15分干す時間はナシ。これでなんとか、7:30に家を出られる。
しかし、カッターは、めっちゃ濡れ衣( ̄_ ̄|||)
私の仕事用のカッターを着ていくように勧めても、「そんな袖の長いのはヤだ(つたって七分)。恥ずかしい!」
「袖なんて、まくればいいのよ。サイズは殆ど同じなんだから平気よ。」
「絶対にヤだ!」
「じゃあ、学ラン着ていきなさい、ほらもう時間がないんだから、学ランを出してきて、さっさと着なさいよ!!」
そうこうしているうちに洗濯が終わった。
Takは、どうしても濡れ衣でもいいから半袖カッターがいいらしく、洗濯機から出したままのカッターを体操服の上から着て
とにかく、部活の集合時間には間に合わないけれど、なんとかいつもより少し早く家を出ることができた。
Takは、パニクりまくり、絶望的になってたけど、そこまで絶望的な事件じゃないじゃないのよ。
部活の集合には遅刻して、部活の先生や先輩には怒られるかもしれないけど、
始業には遅刻もせず、始業式にはちゃんと演奏ができるじゃん。
もっと「できないこと」より「できること」を考えろよ!
母が悪かったのには違いないのですが、ギリギリまで起きなかったTakだって、ダメじゃん。
すべての責任を母に押し付けてメソメソ泣いてるようじゃ、これからの人生どーずんだ。
いんや~~壮絶でございました。
私も、遅刻寸前であれこれまくしたてたので、とりあえずTakが帰ってきたら、まずは謝ろう、、、、