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昨年末のこと。
書人、池田秋濤先生に、「こんなん書いていただけませんでしょうか」と、僭越ながら作品の依頼を致しました。
やっとピアノレッスンの生徒さんも安定して、生活にもほんの僅かのゆとりができたので、すかさず、兼ねてからの案件に徐々に着手していかなくてはと…
でっ、まずは、秋濤先生に作品を依頼して、買う!
秋濤先生とは、数年来、息子を書の教室に通わせたり、私のLIVEにいらしていただいたり…という、個人的に親しくお付き合いはさせていただいていたのです。
いつかお金に余裕ができたら、先生に、ぜひ我が家の壁に飾る作品を書いていただきたいと思っておりました。
…それが、、、コレです。
「椅子は手で持ち上げての 床に傷がいって 痛い いよるけん」
冗談ではありませんのです。
我が家のリビングの床は柔らかく、椅子は大変重く、椅子の底には当然フェルトを貼っているのですが、それでもフェルトと床の間に細かい砂埃のようなものがあると、くっきりと爪でひっかいたような傷がついてしまうのです。
これをなんとかしたい、張り紙したい…
私としては、このような張り紙こそ、先生のあたたかな「書」で掲げたかったのです。
秋濤先生のギャラリー「NAYA-NANYA」には、駐車場から
「落ちこまんように」とか、「こっちきてきて」…とか、看板があちこちに♪
この感覚が、私の音楽活動…人生そのものにといっていいほど、共感できるのであります。
私の音楽活動も、生活と隣り合わせの音楽なのであります。
自分の座右の銘を、著名な書人に書いていただいて、立派な額縁に入れて飾る…みたいなことにはあまり興味なし。
秋濤先生から、「こんなんできました」といって、お送りいただいた画像の「書」は、
ちょっと意外でした。
先生の特色の、ふくよかでやわらかな曲線とは違っていました。
おおおぉぉぉぉ~~~~
TAKAMI家の床の訴えを、こんなふうに表現されるのか…
いえ、多くは語りますまい。本当に、素晴らしい作品と感動しました。
さらに、先生は、「こんなんど~かいの?」といって、
「ゆかちゃんからのメッセージ」という作品も併せてお書きくださいました。
これはお手紙なので、壁には貼らず、このように、テーブルに飾ってあります。
あんまり薀蓄タレたくないけど、「書」って、書く人や飾る人の自己満足じゃないでしょう。メッセージでしょう、伝えるものでしょう… 音楽と同じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/1c/4a9faab78d45fa8ede561f846f5049f4.jpg)
幸せだなぁ~
こんな素敵な書で
心を教えてもらえる・・・・・
私も、ゆかちゃんとは何度か会ってますがw こんなにも
つらい思いをされてるとは、つい知らず代弁させていたきました。
みなさ~~ん ゆかちゃんを大切にね~
気どらない方言の儘でいい書ですね~
我が家には「忍耐はすべての扉を開く」の書があります
数十年経過してます・・・我が人生そのものですが未だ開きませんね
いいでょ~~♪
PCで書いてプリントアウトして張り紙じゃそっけなくて、つまんないもんね。
♪naya住人さま
ありがとうございます。
おかげさまで、ゆかちゃんも、痛い思いをせずに、ゆっくりと傷を癒しているところです。
時間が経つと、だいぶ目立たなくなってくるのです。
♪OB神戸家さま
私は全く辛抱が足らず、「忍耐は…」の言葉は座右の銘にはできません(^_^;)
息子にガミガミいうのをやめて、耐えれば、扉は開くでしょうか……