ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

駅蕎麦2

2007年06月08日 | 食べ物


どこにしようかと迷った挙句に入ると、大体後悔と共
に店を出ることになる、という経験則があるので、ラ
ーメンとかで済まそうかということになるのだが、そ
のラーメンも、今はいやに強気な値段になってきて入
る気も起こらない。
こういう場合、絶対文句(後悔)の出ない値段のもの
でなくてはならないのだ。
そこで浮上してきたのが「駅蕎麦」だ。
ここまでくれば、「中途半端感」というのは無い。
味的にも、大体濃い味付けで、美味いとは言わないが
不味いわけでもない。
格好つけた「蕎麦屋」の、出来の悪い一枚七八百円の
盛り蕎麦より「駅蕎麦」の天ぷらそばのほうが、数段
満足度は高い。
ただし「駅蕎麦」の盛り蕎麦に関しては、変に同じ土
俵に上がることになるので、「色物的」特権も奪われ
て、いくら安くても、コンビニの蕎麦と同じくとても
食べられたものではない。

というわけで、駅のホームで桜海老(のような)の入っ
た掻き揚げの天ぷらそば370円を食べた。
きざみ葱たっぷりの天ぷらそばは、予想通りの濃い味
で期待を裏切らない。
しかも、蕎麦の香りなどは端から問題にしない快さ。
品の悪い油がこくを与えてるしで、一杯で充分お腹が
よくなる(体調悪いと、その口の周りの油の匂いがずっ
と気になるが)。
しかし周りの客は、暑いからか、「盛り蕎麦」を注文
しているのが多い。
駅蕎麦で盛りは駄目だろう、と思ったが、好きで頼ん
でいるのだからしょうがない。
色だけ見れば、いかにも蕎麦粉という黒さなので、視
覚的にすでに満足しているのかもしれない。
たとえ、中国、或いはカナダ産の、国産の十分の一以
下の値段の蕎麦粉であろうが、本人が満足していれば
問題はないということだ。
よく見ると海苔などかけてある、そうなると「ざる蕎
麦」か?
これもどっちでも良いいか。

一応腹も満たし、帰りは一駅分電車で「南松本」まで
戻った。
そこからディーラーまでは歩いて10分程。
すでにそこそこ歩いていたので、この10分が結構長
い。
これは、今日のこれまでの精神的満足度も影響してい
るのかもしれない。
「松本駅」の近くの輸入食料費店で買った「クスクス」
「黒オリーブ」「グレープシードオイル」の入った袋
がずしりと堪える(ちょっと大袈裟)。
そして、何とかディーラーに到着し、車を受け取る。
ちょっとタイヤが減っているのと、一つだけ純正では
ないタイヤであることを指摘される。
まあ軽い営業である。
ざっと聞き流し、店を後にした。
その頃になると、日差しも無くなり、空は一気に雨雲
に覆われ今にも雨が降りそうな気配。
時間帯としては良かった、ということか。
そして、車窓を流れる風景を楽しむ(byイチロー)。

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