「マクロビオテクス」ってなんだ、ということなのだ
が、「プリンター」で予定通りの作業が出来なかった
あと、今年初めての伊那のフレンチ「ル ムートン
ブラン」へ行った。
予想通りの「随分久しぶりですね」という奥さんの声に
迎えられ、席に着いた。
超マンネリのメニューを見るまでも無く、「魚介のサ
ラダ仕立て」のオードブルと「鱸のポワレグレープフ
ルーツソース」のランチを頼む。
何度食べたか知らないが、この超マンネリ料理も、や
はりこの近辺では、素材の鮮度質味付けの点において
トップクラスであることは間違いない。
感動は無いが安心して食べられる。
食べ終わって「カモミール」などを飲んでいる時、シェ
フが顔を出した。
「田んぼ忙しいんじゃないの?」(私)
「明日田植えですよ」(シェフ)
完全無農薬の稲作りをしていて、古代米なども作って、
最近の関心はもっぱらそっち方面なになっている。
「で、今年はいよいよ中ちゃん方式の確立かな?」(私)
中ちゃんというのはシェフの愛称で、雑草が生えにくい
方法を色々考え、今年はその答えが出る年なのだ。
「まあ、上手くいけば良いんですが」(シェフ)
「そう言えば去年、Tシェフの焼き鳥屋に行ってきたよ」
(私)
Tシェフというのは中ちゃんの師匠筋に当たる人で、数
年前に焼き鳥屋に転身した。
「で、どうでした?」(シェフ)
「正直なところ、売り物にしている軍鶏の味が、今ひと
つなんだよね、特に砂肝なんか殆ど旨味がないし」(私)
「ああ、そうですか」(シェフ)
「普通の地鶏の方が味があるくらいなのよ」(私)
「ひょっとしたら、軍鶏の飼育法に問題があるかもしれ
ませんよ」(シェフ)
「最近あの軍鶏もすっかりブランド化してるから、量産
態勢に入ったとか?」(私)
「そうかもしれないです」(シェフ)
この辺は、推測を基にの会話なので、真偽は判らない
が、軍鶏の味がなかったのは事実だ。
「食べ物は、余計なものを使わずに、自然にまかせる、
これですよ」(シェフ)
「無農薬、無化学肥料の有機栽培?」(私)
「だから、全ての基本は大地からです」(シェフ)
「まずは堆肥作りと」(私)
「兎に角土が基本です、健康な食べ物による健康な身
体、これからはマクロビオテクスです」(シェフ)
ここで「マクロビオテクス」が登場だ。
どうやら、一昔前の自然食健康法と同じようなもので、
食べ物から始まり、健康に良いといわれる酵素風呂と
かそんなものを含めた、人間本来が持っている自然治
癒力などを高めるという基本概念を基にした総合的な
思想、活動のことを言うようだ、勝手に想像すると。
「ロハス」とか「スローライフ」とか全てを含んでい
るのか、とりあえず横文字で誤魔化しとけの世界とい
う気もしないではないが。
まあ、はっきりしているのは、安全な食べ物で本来の
味の食材を使う食生活。
シェフはどうやら、そういうものを前面に出した、総
合的な健康宿泊施設を描いているようなのだ。
古民家を利用して、お金がかからないようにと言って
いたが、それはかなり難しいと思いますです。
今時、民宿に毛の生えたような建物では、誰も納得し
ないからね。
が、「プリンター」で予定通りの作業が出来なかった
あと、今年初めての伊那のフレンチ「ル ムートン
ブラン」へ行った。
予想通りの「随分久しぶりですね」という奥さんの声に
迎えられ、席に着いた。
超マンネリのメニューを見るまでも無く、「魚介のサ
ラダ仕立て」のオードブルと「鱸のポワレグレープフ
ルーツソース」のランチを頼む。
何度食べたか知らないが、この超マンネリ料理も、や
はりこの近辺では、素材の鮮度質味付けの点において
トップクラスであることは間違いない。
感動は無いが安心して食べられる。
食べ終わって「カモミール」などを飲んでいる時、シェ
フが顔を出した。
「田んぼ忙しいんじゃないの?」(私)
「明日田植えですよ」(シェフ)
完全無農薬の稲作りをしていて、古代米なども作って、
最近の関心はもっぱらそっち方面なになっている。
「で、今年はいよいよ中ちゃん方式の確立かな?」(私)
中ちゃんというのはシェフの愛称で、雑草が生えにくい
方法を色々考え、今年はその答えが出る年なのだ。
「まあ、上手くいけば良いんですが」(シェフ)
「そう言えば去年、Tシェフの焼き鳥屋に行ってきたよ」
(私)
Tシェフというのは中ちゃんの師匠筋に当たる人で、数
年前に焼き鳥屋に転身した。
「で、どうでした?」(シェフ)
「正直なところ、売り物にしている軍鶏の味が、今ひと
つなんだよね、特に砂肝なんか殆ど旨味がないし」(私)
「ああ、そうですか」(シェフ)
「普通の地鶏の方が味があるくらいなのよ」(私)
「ひょっとしたら、軍鶏の飼育法に問題があるかもしれ
ませんよ」(シェフ)
「最近あの軍鶏もすっかりブランド化してるから、量産
態勢に入ったとか?」(私)
「そうかもしれないです」(シェフ)
この辺は、推測を基にの会話なので、真偽は判らない
が、軍鶏の味がなかったのは事実だ。
「食べ物は、余計なものを使わずに、自然にまかせる、
これですよ」(シェフ)
「無農薬、無化学肥料の有機栽培?」(私)
「だから、全ての基本は大地からです」(シェフ)
「まずは堆肥作りと」(私)
「兎に角土が基本です、健康な食べ物による健康な身
体、これからはマクロビオテクスです」(シェフ)
ここで「マクロビオテクス」が登場だ。
どうやら、一昔前の自然食健康法と同じようなもので、
食べ物から始まり、健康に良いといわれる酵素風呂と
かそんなものを含めた、人間本来が持っている自然治
癒力などを高めるという基本概念を基にした総合的な
思想、活動のことを言うようだ、勝手に想像すると。
「ロハス」とか「スローライフ」とか全てを含んでい
るのか、とりあえず横文字で誤魔化しとけの世界とい
う気もしないではないが。
まあ、はっきりしているのは、安全な食べ物で本来の
味の食材を使う食生活。
シェフはどうやら、そういうものを前面に出した、総
合的な健康宿泊施設を描いているようなのだ。
古民家を利用して、お金がかからないようにと言って
いたが、それはかなり難しいと思いますです。
今時、民宿に毛の生えたような建物では、誰も納得し
ないからね。