ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

鰯のパスタ

2008年11月02日 | 食べ物


「鰯のパスタ」を作ろうと思い、「オイルサーディン」
を探すが、見当たらないので近所のスーパーに行くも、
そこはあまりに品揃えがしょぼく置いてなく、仕方無
しに改めて自転車でデパートまで行く。
デパートと言っても田舎のこと、大きなスーパーには
あらゆる点で劣っているが、「アンチョビ」はなくて
も「オイルサーディン」くらいは置いてある、筈だ。
たかが「オイルサーディン」のために、ご苦労なこと
である。
予想通り「オイルサーディン」はあった。
160円。
これだけではあまりに寂しいので、何か他のものをと
思い棚を探索するが、ここが問題。
これだと言うものがないのだ。
デパートという名前が付いているが、あまりに寂しい
品揃えである。
いい機会だからと外国産の塩でも買うかと思ったが、
当然ない(買う人間がいないのだから仕方ないが)。
パスタは、他で同じものをもっと安く買えるし、ここ
でしか買えないものを、と思うのだが、本当にないの
だ。
しょうがないので、鰯のパスタに入れようと思い、黒
オリーブの瓶詰めを買った。
トータル600円ほど。
このくらいだったら、わざわざ来た甲斐もあった、か?

で、「鰯のパスタ」だが、パスタは「タリアテッレ」
を使うことにした。
理由は、残っていた量がちょうどだったから。
以前一回、オイルサーディンを使って作ったことがあ
るが、その時はいやに生臭くて美味くはなかった。
それで今回は、新しいレシピを参考に作ることにした。
「フェンネル」が合いそうなことは、経験上予想が付
いたが、シーズンも過ぎて手に入れられないのでそれ
は省略。
レシピに寄ると、最後に野菜も(ブロッコリーやトマト)
合わせるようになっていたが、それも省略。
今回は、飽くまでも鰯中心で行く。
ポイントは、鰯をパン粉と一緒にカリカリになるまで
炒めるところにあるようだ。

アンチョビペーストも使い、予定通りにカリカリになっ
た。
あとは「タリアテッレ」と合わせるだけだ。
黒オリーブも入れ、最終段階。
ちょっと、しっとり感が足りないが、完成。
さて、お味は。
カリカリの鰯は、旨味も凝縮して美味い。
臭みもない。
遠くにふりかけの味がする。
しかし、予想通りに、ちょっとぱさつく。
基本的には美味いのだが、水気がほしい。
レシピに野菜があったのは、こういうことか。
次回は、ジャガイモ(好みなので)を使ってより完成
形を目指そう。
それと、「タリアテッレ」との相性は良いと思う。
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