ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ほろほろ鳥のコンフィ

2008年11月24日 | 食べ物


まだまだあった「ほろほろ鳥のコンフィ」を、普通に
焼いて食べた。
ビストロの定番メニューは、皮目をかりかりに焼いて
ジャガイモなどを付け合わせに出すのが多い。
ボリュームもあり、しかもカロリーの相当高そうな料
理だが、素直に美味い。
気取らないフランス版大衆料理といったところだ。
今回は、付け合せにやはりジャガイモをあわせた。
フライドポテトなどもいいが、脂に油というこってり
攻撃はちょっときついし、フライドポテトもいざ作る
となると手間がかかりすぎる。
そこで、マッシュポテトにすることにした。
あとは、セロリがまだあったので、ゆでセロリにして
それも加えた。
このセロリも、昔は馬鹿の一つ覚えのようにマヨネー
ズなんかをつけたスティックで食べたものだが、ゆで
たりしたほうが最近では美味いと思う(味付けはなし)。
なんでも生が一番とは思わない。
焼きセロリなんてのもいいかもしれない。
兎に角、マヨネーズに頼ると幅がなくなるのは間違い
ない。

付け合せもでき、後は「ほろほろ鳥のコンフィ」を焼
くだけ。
これは本当に焼くだけで、すでに熱は通っているので
皮がぱりぱりになれば完成。
冷凍してあるものだから、中まで熱くなっているかと
いうのも気をつけるポイントではある。
油もコンフィの脂があるので、殆どいらない。
で、「ほろほろ鳥のコンフィ」の完成だ。

見かけは、付け合せ含め店で食べるのと殆ど変わらな
い。
白のお皿かなんかに盛れば、もう完璧だろう。
お味は?
店なんかでも、多分沢山作って冷凍にしておくのだと
思うが、たまに、冷凍状態が長いと思われるものが出
てくることがある。
高級店では、そんなこともないだろうが、そうではな
いところだと、ともすれば起こりがち、と思われる。
何が違うかというと、脂の味である。
冷凍焼けというのもこんな常態か。
例えば、バターピーナッツでも、ちょっと古いと油の味
が変わって全く美味くなくなる。
そういう現象に近いのが、この脂の味の変化ではない
だろうか。
今回の「ほろほろ鳥のコンフィ」も、若干そういう味が
したのだ。
許容範囲ではあったが。

結論としては、保存食とは言え、あまり冷凍庫に入れと
くなということであった。
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