「Mozilla」を使い出したら、「Explorer」がますます
使い辛くなり(日に日に遅くなる)、もう「Explorer」
には戻れない、といった状況だ。
ただ、「ギャオ」は「Explorer」でなくては見られな
いようだ。
まあ、見られなくても何の問題もないが、ついでに
「yahoo動画」も確認したところ、こちらも同じだった。
どうも、そういうことらしい。
そろそろ、冷凍しておいた「コンフィ」を処分しないと
といけないと思い、「カスレ」にしようか、或いは他
の何かにしようかといろいろ使い道を考えた末、「レ
ンズ豆の煮込み」というのが浮かんできた。
何故こんな料理が浮かんだかというと、昔パリのレス
トランで食べた、「レンズ豆と鴨の煮込み」というの
が忘れられないのだ。
よほど印象が強かったのだろう。
その一回だけで、その後どこでも食べたことは無いの
だが、初めてのパリということもあり(1フラン60
円の時代)その体験は鮮烈だったのである。
ただ、美味かったことは覚えているが、それが確かに
レンズ豆だったかというと、それは自信が無い。
今のように、レンズ豆が日本で売っている時代ではな
い。
当然、こちらにもその知識は無い。
その後、あれはレンズ豆であったと、勝手に記憶を改
竄している可能性もあるのだ。
ひょっとしたら「グリンピース」かもしれない。
確かなのは、豆であるということ。
しかし、この際どちらでもよい。
どちらも合いそうな食材である。
それに、常備しているのは「レンズ豆」である。
どう考えても、「レンズ豆」で行くのが順当だ。
というわけで、晴れて「レンズ豆とコンフィの煮込み」
を作ることとなった。
鴨ではなく、「子牛とほろほろ鳥のコンフィ」だ。
なんだか物凄く本格的な臭いがする。
しかも、ばりばりの郷土料理という感じだが、向こう
にそんな料理があるかどうかは不明である。
全て、手元にあるものを使うだけだから。
基本的な煮込みの材料、玉ねぎニンニクと、たまたま
「更級」の主人に貰った大きなセロリがあったのでそ
れも一緒に炒め、「レンズ豆」とコンフィを入れ煮込
むだけ。
煮込むと言っても、「レンズ豆」は直ぐ柔らかくなる
し、コンフィは熱が入って充分柔らかくなっているし
で大して時間はかからない。
あと、出汁代わりにハムも刻んだ。
ワインがあれば入れるところだが、なかったので水気
は水のみ。
スープの素も必要ない。
で、出来上がった煮込みは、コンフィから充分味(塩
味も)がでているので旨味は充分。
それが豆に移っていい味となっている。
見た目は今一だが、典型的なビストロ料理として充分
いけそうな一品となった。
昔食べたのとは、大分違う感じだが、それはこの際不
問である。