今年最後であろうと思われるヤゴ(近くの溜め池から持ってきたルリボシヤンマのヤゴ)が昨日羽化していた。今回も、今日辺りかと目星をつけていたその日であったが、毎度の如く羽化棒を使わず、ビオトープから出て近くの葉っぱの裏で密かに羽化していたのでまたまた気付かなかった。トンボのほうも、わざわざそういう場所を選んでるとしか思えない。これも危険回避の本能的行動なのだろう、か?一頭蟻に襲われたのがいたが、あれはその辺りが弱く、先天的に脇が甘かったということなのだろうか。
今は、教え子を送り出した教師の心境だ。だれもいない教室を眺め、生徒一人ひとりの顔を思い浮かべる。様々な記憶が蘇るが思うことは一つ。それは彼らの無事な成長。ふと窓の外に目をやると、夕日が地平線に溶け込んでいくところだった。一瞬、永遠を見た思いがした、にゃんてね。