ギリガンズアイランド(Gilligan's Island)[洋食@洞爺湖][ザ・ウィンザーホテル洞爺][食べログ]
2011.12.18(日)12:05入店(初)
注文 ランチコース ラ・メール 5510円 +サービス料10% 計6061円
☆ホワイトデー企画第14弾はN様と、憧れの高級ホテルのランチへ。
・断続的な吹雪の中、ホテルへと続くグネグネの坂道を上りきり、何とか無事たどり着くことができました。ウィンザーホテルを訪れるのは2008年2月に『Carreau-Diamond』で食事をして以来、二度目のこと。
・久しぶりに訪れたホテルは前回と変わらず、下界とは切り離された別世界といった特別な雰囲気です。館内は空いており、人影はまばら。
・2階のレストラン入口の様子。
・店内は広々としており、テーブルがゆうに20卓以上は並んでいそうな広さでしたが、この日見かけた客は私たちの他に三組のみと、「こんな状態で経営が成り立つのだろうか……」と思わず心配してしまうような空きっぷりでした。
・窓際の席へと案内されると、ちょうど晴れ間が広がり、目の前には「うわぁ~」と言葉が漏れてしまうような美しい景色が。雪をまとった樹木越しに見下ろす洞爺湖の様子はまさに絶景でした。この景色を見れただけでも来店の価値があったと思います。
・ランチメニューはコース料理が数種あり、そのうち前菜・メイン料理・デザートのついた5千円台のコースを注文しました。その他、飲み物についても店員さんよりオススメされますが、ジュースやお茶でもびっくりするような値段なので、当然のように水をいただく。
・オテル ド カイザー天然酵母パン各種:まず出てきたホテル付属のパン屋製のパン。焼き立てではなく、作り置きの特に変哲無いフランスパンです。
・EXヴァージンオリーブオイルでマリネした紋別産ニシン 越冬キタアカリの温製サラダ(単品価格1890円):今回のコースは前菜とメイン料理をそれぞれ一品ずつ、メニューより選びます。こちらは私の頼んだ前菜。イワシのマリネの上にいろいろな野菜とプルプルの半熟卵が乗っています。ムチムチの食感のイワシをはじめとした各素材はよく吟味されているようですが、イワシがしょっぱすぎて、料理の味のバランスを壊しているように感じました。
・力強く育った野菜たちのニース風サラダ(単品価格1470円):N様注文の前菜。どの辺が "ニース風" なのかいまいちよく分かりませんが、彩りのきれいなサラダです。
・知床鶏と北海道産キノコの軽いクリーム煮 バターライス添え(単品価格3360円):私注文のメイン料理。"クリーム" に期待して注文してみたのですが、それほどクリーム感は感じられず。鳥の骨付き肉をナイフとフォークで食べるのがなかなか大変。
・クラシカルな噴火湾産タラとホタテのクネル ソースアメリケーヌ(単品価格1890円):N様注文のメイン料理。料理の内容がよく分からず、"勘" で選択してみたところ、これまで見たこともない「ギョッ!?」とするような料理が出てきました。"クネル" とは肉や魚をすりつぶして「つみれ」のようにした料理だそうです。そして、もう一つの謎の "ソースアメリケーヌ" とはエビを主材料としたソースとのこと。食べてみると、ふわふわの出し巻き卵のような食感と、苦みを含む濃厚なエビ風味のソースで何ともイイ味。いわゆる「当たり」の料理でした。
・シェフ特製デザートはチョコレートケーキとアイスクリーム。
・チョコレートケーキは「チョコを超えたチョコ味」というような濃厚な風味。この小片だけで十分な食べごたえがあります。これを口にしたN様の幸せそうな顔が印象的でした。
・店を出る際にはシェフ自らが出てきてのお見送りが。
・混雑時ならいざ知らず、広い店内でガラガラであるにもかかわらず、客を窓際の一カ所に押し詰めて案内するのが解せませんでした。給仕の眼が届きやすくなるようにという事情なのかもしれませんが、これでは隣同士の会話が漏れてしまい、落ち着かない気分に。せめて一席ずつ間隔を空けてもらいたかったところです。
・食後に立ち寄ったホテル11階の展望室からの眺め。南側の太平洋を見渡すことができ、雲間から日の光が差し込んで、何とも神々しい情景が広がっていました。率直に言って、料理だけ見ると札幌辺りでは三千円も出せば同等レベルの料理を味わうことができ、割高感は否めませんが、この独特の雰囲気はそれを補って余りあるだけの魅力があると思います。
[Canon PowerShot S90]
2011.12.18(日)12:05入店(初)
注文 ランチコース ラ・メール 5510円 +サービス料10% 計6061円
☆ホワイトデー企画第14弾はN様と、憧れの高級ホテルのランチへ。
・断続的な吹雪の中、ホテルへと続くグネグネの坂道を上りきり、何とか無事たどり着くことができました。ウィンザーホテルを訪れるのは2008年2月に『Carreau-Diamond』で食事をして以来、二度目のこと。
・久しぶりに訪れたホテルは前回と変わらず、下界とは切り離された別世界といった特別な雰囲気です。館内は空いており、人影はまばら。
・2階のレストラン入口の様子。
・店内は広々としており、テーブルがゆうに20卓以上は並んでいそうな広さでしたが、この日見かけた客は私たちの他に三組のみと、「こんな状態で経営が成り立つのだろうか……」と思わず心配してしまうような空きっぷりでした。
・窓際の席へと案内されると、ちょうど晴れ間が広がり、目の前には「うわぁ~」と言葉が漏れてしまうような美しい景色が。雪をまとった樹木越しに見下ろす洞爺湖の様子はまさに絶景でした。この景色を見れただけでも来店の価値があったと思います。
・ランチメニューはコース料理が数種あり、そのうち前菜・メイン料理・デザートのついた5千円台のコースを注文しました。その他、飲み物についても店員さんよりオススメされますが、ジュースやお茶でもびっくりするような値段なので、当然のように水をいただく。
・オテル ド カイザー天然酵母パン各種:まず出てきたホテル付属のパン屋製のパン。焼き立てではなく、作り置きの特に変哲無いフランスパンです。
・EXヴァージンオリーブオイルでマリネした紋別産ニシン 越冬キタアカリの温製サラダ(単品価格1890円):今回のコースは前菜とメイン料理をそれぞれ一品ずつ、メニューより選びます。こちらは私の頼んだ前菜。イワシのマリネの上にいろいろな野菜とプルプルの半熟卵が乗っています。ムチムチの食感のイワシをはじめとした各素材はよく吟味されているようですが、イワシがしょっぱすぎて、料理の味のバランスを壊しているように感じました。
・力強く育った野菜たちのニース風サラダ(単品価格1470円):N様注文の前菜。どの辺が "ニース風" なのかいまいちよく分かりませんが、彩りのきれいなサラダです。
・知床鶏と北海道産キノコの軽いクリーム煮 バターライス添え(単品価格3360円):私注文のメイン料理。"クリーム" に期待して注文してみたのですが、それほどクリーム感は感じられず。鳥の骨付き肉をナイフとフォークで食べるのがなかなか大変。
・クラシカルな噴火湾産タラとホタテのクネル ソースアメリケーヌ(単品価格1890円):N様注文のメイン料理。料理の内容がよく分からず、"勘" で選択してみたところ、これまで見たこともない「ギョッ!?」とするような料理が出てきました。"クネル" とは肉や魚をすりつぶして「つみれ」のようにした料理だそうです。そして、もう一つの謎の "ソースアメリケーヌ" とはエビを主材料としたソースとのこと。食べてみると、ふわふわの出し巻き卵のような食感と、苦みを含む濃厚なエビ風味のソースで何ともイイ味。いわゆる「当たり」の料理でした。
・シェフ特製デザートはチョコレートケーキとアイスクリーム。
・チョコレートケーキは「チョコを超えたチョコ味」というような濃厚な風味。この小片だけで十分な食べごたえがあります。これを口にしたN様の幸せそうな顔が印象的でした。
・店を出る際にはシェフ自らが出てきてのお見送りが。
・混雑時ならいざ知らず、広い店内でガラガラであるにもかかわらず、客を窓際の一カ所に押し詰めて案内するのが解せませんでした。給仕の眼が届きやすくなるようにという事情なのかもしれませんが、これでは隣同士の会話が漏れてしまい、落ち着かない気分に。せめて一席ずつ間隔を空けてもらいたかったところです。
・食後に立ち寄ったホテル11階の展望室からの眺め。南側の太平洋を見渡すことができ、雲間から日の光が差し込んで、何とも神々しい情景が広がっていました。率直に言って、料理だけ見ると札幌辺りでは三千円も出せば同等レベルの料理を味わうことができ、割高感は否めませんが、この独特の雰囲気はそれを補って余りあるだけの魅力があると思います。
[Canon PowerShot S90]