紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

やっとすずしくなった

2010-09-23 14:46:54 | 14・カメコの日記
今日は、きのうとはうってかわって、すずしい日。
プールに行こうと思ったけど、大雨なのでやめることにした。
プールにたどり着くまでに、これではびしょぬれになってしまう。

カメコ達は、どうしているかな?




暑いと、ぐったりと甲羅干しばかりしているし、
すずしいと、水の中でじっとしている。
今日くらいの天候だと、わりと元気に動き回っている。

甲羅干しも、一匹のカメの上に、もう一匹がのっかるので、上に乗った方だけたくさん日を浴びる。
カメの力関係で、強いのが上に乗れるようである。

エサも、家でとれたとうもろこしについていた虫(1cmくらい)を6匹入れて上げたら、
なんと、1匹のカメが全部食べてしまって、もう1匹は全く食べられなかった。
1匹は、ちょっとトロイのである。1匹の虫を飲み込むのに、けっこう時間がかかるのだから、その間に他の虫を食べればいいのに、食べずにじっと見ている。

カメコ達が家にきて、ほぼ10ヶ月。
最初は3.5cmだったのに、今日、甲羅の長さを測ったら、8.3cmになっていた。
大きくなったね。

 

大きくなったカメコたち

2010-07-28 17:54:26 | 14・カメコの日記
つい1ヶ月前、カメコは甲羅の長い方が5.5cmだった。
夏になってから、カメのエサをよく食べるようになった。
朝、夕、毎日30粒づつくらい食べる。
今日長さをはかったら、なんと7cmに成長していた。

 

日中、日が当たっている時には、ほとんど甲羅干しをしているカメコたちである。

夕方の食事タイム。

 

カメコの引っ越し

2010-06-29 06:42:05 | 14・カメコの日記
このところ、たくさんエサを食べ、元気にあちこち歩き回るようになったカメコ達である。
先日、今までの容れ物では小さすぎるようので、大きな容れ物に変えてあげた。
ついでに、居間に置いておくと、おそくまで暗くならずにかわいそうなので、ベランダに出した。
そろそろ日光浴もさせた方がいい頃なので、ちょうどいい。



エサを食べるカメ。大きい容れ物だと、のびのびしている。

 


左が新しい住まい。右が今までの。

 

ベランダに出して上げると、日がな1日、石の上にのって、日向ぼっこをしている。カメは、甲羅干しをするのが大好き。


カメコは元気

2010-06-26 09:06:14 | 14・カメコの日記
サッカーW杯の試合が、朝早い時間に行われたので、昨日は寝不足気味だった。
ふだんそんなにサッカーを見るわけじゃないけど、やっぱりW杯は気迫が違う。
日本×デンマーク戦。ほんとうにいい試合だった。
あんなにおもしろい、いい試合は、一生のうちでも、そう何度も見られないだろう。
一次リーグの3試合を見たおかげで、大久保選手、中沢選手くらいしか名前を知らなかったのが、ずいぶん覚えた。
個々の選手の名前がわかると、親しみも増すし、さらに見ていておもしろくなる。
W杯前はボロ負けするだろうと予想された日本チームが、どんどん進化していくのは、すごいものがある。
弱いチームは負ける、という方程式がくつがえされるから、なおのこと、今年のW杯は見応えがあるのだろうね。


カメコ達も、居間で寝ているので、やっぱり寝不足気味。(笑)

家にカメコ達が来てから、ちょうと7ヶ月。
サワとケンは、ちょっと見ただけでは、もうどっちがどっちだか区別がつかなくなった。

最初の日のカメコ


甲羅の長い方の長さも、3.5cmだったのが、5.5cmになった。
元気がよすぎて、じっと手の平にのっていないので、つかまえていないと写真が撮れない。

 


最初の頃、やっと一粒のエサを食べていたのが、今では、朝起きると15粒くらいのエサを食べる。
水も毎日替えてあげないとならない。

2週間ほど前から、居間の探検もするようになった。冷蔵庫の下にもぐると大変なので、キッチンへはいかないように、壁を作ってから、出してやる。
こんな感じの隅を好んでいる。私の手も入らないような狭いところなので、掃除もしてないから、汚い。(汗)

 


けど、ここにいると思うと、見えなくなって、ドキッとして探し回る。

ひっくり返って、困っているカメコ。これがケン。

 

昨日のカメ

2009-12-05 08:13:02 | 14・カメコの日記
カメ達の部屋。




サワはじっとしたまま。エサは、家に来てから、1回食べたきり。

 


ケンが、エサにぱくついているところ。2日間、水にもぐったままじっとしていたけど、昨日は久しぶりに動き回った。

 


外にいたら、12月に入ると、きっと冬眠状態なのだろう。サワは部屋の中でも冬眠状態。でも、時々じっとしたまま、目はあけている。

カメ、エサを食べる

2009-11-27 16:54:37 | 14・カメコの日記
この子達は、元の飼い主によると雄だそうである。
孵化した時の温度によって、雄か雌か決まるといっているが、hpを見ても、そんなことは書いてない。

大人になると、わかるらしい。それまで一応雄だと思っておこう。

今日は初めてカメにエサをやった。




食べるかなあと思って、一粒いれた。
そうしたところ、「ケン」はすぐに食べた。まだ小さくて、口にはいらないので、つまようじで押さえておいたら、なんとか口に入れられて、パクリと食べた。

 

「サワ」は、少し元気になって、動き回るようになったら、食べた。

どちらも、昼間は日なたに出してあげたが、ほどんとじっとして寝ていた。
ふつうだと、そろそろ冬眠の季節で、外の寒いところに出してあげるといいが、赤ん坊のカメは、死んでしまうことがあるので、今冬はまだ家の中に置いておいた方がいいそうである。


いらっしゃ~い♪

2009-11-26 12:29:11 | 14・カメコの日記
ここにいるのは、なんでしょうか?

 



とうとう来ちゃった!
この間から、夫の友人が「カメを孵化させたので、もらってくれない。」といい続けていた。
でも、夏場は掃除やらエサやりやらで、長期間留守にできない。
だから、「いらない。」といっていた。

それなのに、昨日、来ちゃった。イシガメの子。


「サワ」 この子は、水にもぐって寝てばっかり。

 


「ケン」 この子は元気よく起きて歩き回っている。

 


7月に生まれたばかり。まだこんなに小さい。甲羅の長い方が3.5cm。

 

カメコ・番外編

2006-03-15 06:54:51 | 14・カメコの日記
石川先生の「うちのカメ」はカメコの食べ物にも多大な影響を与えた。

カメコのエサは、はじめのうち「コロナ」というカメフードだった。いつも最初はカリカリと音をたててかじる。おいしそうに。けれど、水に浸っているので、しばらくすると、ふやけてしまう。そうなるとべしゃんとして、いかにもまずそうな感じになる。
もっとおいしいものあげようかなあと思った頃、「うちのカメ」を読んだ。そこの家のカメは、なんと牛肉が好物なのだという。

そこで、私も、いろいろな食べ物をあげてみることにした。
シラスをあげてみた。(写真)おいしそうに食べた。
かつおぶしをあげた。これも、おいしそうに食べた。
イカは食べにくいのか、半分食べて、やめてしまつた。

じゃあ、これはどうだ、とマグロをあげた。うっとりとした顔で食べた。

でも一番好きなのは、何といってもカツオだ。カメコはそれを口にくわえるなり、すごい勢いで、家にしているケースの中を駆け回った。しぱらくして立ち止まると、ガツガツとわき目もふらずに食べた、

次にカツオをあげた時は、ぱくばくっと食べ、それから壁に向かつて立ち上がり、もつとくれというように、ぴょんぴょん飛びはねた。カメがそんなことをすれば、どうなるか?
当然後ろ向きに倒れ、甲羅を下にして手足を下にしてばたつかせることになる。まったくアホなんだから。

まあ、そんな風に、ぜいたくな食べ物をやることもあった。が、たいていは、シラスとかつおぶしだった。
それにしても、与えられた物を食べるだけだったカメコが、果たして、野川という自然環境の中で生き延びることができたのか。
カメコのことを思い出すと、今でも、反省と後悔にさいなまれてしまう私である。

◆ところで、最近、コメント欄には書いているのだけど、愛情いっぱいでカメを育てているヒロタンさんのBlog・「カーくん&あずき」をご紹介します。

もう、うわーっというほどデカい。デカいけど、可愛い「カーくんとあずき」という2匹の仲良しカメのBlogです。
私のBlogには、もっと以前のことも載っている「我が輩はカメである」をブックマークに登録しました。

◆カメコ・・番外編

カメコ・3

2006-03-14 06:36:28 | 14・カメコの日記
カメコが家に来て3度目くらいの夏だった。
その年カメコは、甲羅の穴にタコ糸を通そうとすると、手足をぱたぱとさぜて、いやいやをした。もっと自由を、ということなのだろう。
そんなにいやがるならと、私はタコ糸でつなぐのをやめた。野川の浅い所に違れていって、よく見張っていれぱだいじょうぶだろうと思った。後で考えると、これが最大の失敗だった。

三・四回は、何事もなくすんだ。
そして、夏のとびきり暑い日曜のことだった。野川に放すと、カメコは本当にうれしそうに、流れにさからって、歩いていった。時々首をもちあげては、私の方を振り返る。川を渡りきると、岸辺の草むらの中に入って、見えなくなった。

心配になって、そちらに目をやっていると、カメコはここにいるのよというように、ちらっと姿を見せる。私は持っていった本を読みながらも、時々カメコの姿を確かめた。

かなり長い間、カメコが見えなくなった時、私は流れを渡って、ようすを見に行った。カメコは草むらの陰の涼しい所で、気持よさそうにしていた。私はまた岸にもどって、本を読み始めた。

しばらくして、これだけ遊べば十分だろうと、私はカメコを連れにいった。
ところが、いないのだ。さっきまで、ずっとそこにいたのに、影も形もない。
それから、岸に沿って、カメコを探し始めた。呼んでも無駄だとは思うものの、カメコの名前を呼んでみる。(カメは人間の声を闘き分けられるのだろうか?)
一時間も探した後で、ようやく私はカメコがどこかに行ったきり、もう二度ともどってこないのだと悟った。
やられた~と思ったが、後のまつり。その日以来、何度も野川には行ったけれど、カメコには会っていない。(涙)

◆カメコ・   番外編

カメコ・2

2006-03-13 06:42:03 | 14・カメコの日記
カメコは冬眠から目覚めると、緑のおけの中でうろうろと歩き回った。でも、直径五十センチほどのいれものでは、見るからに小さい。運動不足になりそうだ。そこで、私はゴミ捨て場から、大きな四角いケースを拾ってきて、それをカメコの家にすることにした。(写真)

そんな頃、この間のBlogでも書いた「うちのカメ」という、カメにとってはバイブルともいうぺき本に出会った。そこの家では、カメは家の中を自由に歩き回っているという。私もカメコをせまいケースに閉じ込めず、そんな風に好きにさせてあげたくなった。

それで、ある日、エイヤーっと、家の中にいれることにした。初め心配だったのは、カーペット敷きの家で、オシッコしたりすることだった。ところが、カメコは家にいれる前にオシッコをさせると、あとはほとんどあたりを汚すことはなかった。
カメコは、一日の半分くらいを家の中で、自由に歩いて暮らすようになった。

お気に入りの場所は、暗いかげになった所。本棚の隅とか、ピアノの下。台所のワゴンの下。
姿が見えなくなった時は、そこらあたりを探すと、たいてい頭と足を引っ込めて、じっとしているのだった。

動いている時は、人の足が好きで、テーブルの下で、よくみんなの足にからまった。
人のあとについて歩くこともよくあった。気が付かないで 突然方向転換すると、カメコをけとばしてしまったが、カメコはすみやかに頭を引っ込めて、ころころところがった。

次に私は、カメコをこんな家の中で歩き回らせるだけではなく、もっと広々とした自然の中に放してやりたくなった。
一番喜びそうなのは、川だ。多摩川じゃ大きすぎるので、野川くらいが適当だろう。川幅も狭いし、人がじゃぷじゃぶと歩いて渡れる所もある。それに、湧き水が混ざっているので、東京を流れる川にしては、きれいだ。

けれど、外で遊ぱせるとなると、ただ放し飼いにするわけにはいかない。何か首に輪のようなものを付けられるといいのだけれど、首を引っ込めるのが好きなカメにはそれは向かない。結局、甲羅にキリで穴をあけ、そこにタコ糸を通すことにした。

最初のうち、カメコは、せっかく川に連れていっても、思う存分、遊ばなかった。長い間、狭い所で飼われているうちに、広い自然の中での遊び方を忘れてしまったらしい。でも、何回か連れていっていると、川の真中あたりまで泳いでいき、コイとオニごっこをするようになった。

◆カメコ・番外編