紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

初めて船で内地にもどる

2016-04-07 16:30:58 | 23・三宅島のくらし
今まで1度だけ、三宅島に船で渡ったことがあるが、今回は、三宅島から竹芝桟橋まで行くのに乗った。

昨日、三宅島は、カラリと晴れ上がって、内地に戻ってしまうのがもったいないような天気。




1:25発、錆が浜出港なので、夫が車で送ってくれた。




船はぎりぎりの時間にやってきた。八丈島、御蔵島を経由してくる。

船の出港は、なかなか趣がある。ほたーるのひかーり♪ が流れる中、出て行く。

かなり穏やかな日だというけど、やはり外用。ゆーら、ゆーらしているので、ちょっと景色を見たら、すぐに寝ようと決める。

出港30分前に、思い出してアネロンを飲んだが、もっと早く飲んだ方がよかったような気がする。

私たちの家のある伊ヶ谷を通る。毎日歩いているのは、矢印から矢印まで。(クリック拡大)




一番安い2等和室。10人用の部屋だけど、この時期の平日なので、私1人。
1枚100円の毛布を2枚借りて、寝ていった。




部屋の他にも、レストランなどがある。
私はお弁当を持って乗ったので、中には入らなかった。







休憩室。




ちょうど半分の3時間ほどたったところで、陸地が見えるようになる。右に房総半島。左は静岡のあたり。
急に、揺れもなくなり、快適。




東京湾に入ると、船が多くなる。とても静か。




そして、7:25  竹芝桟橋着。




このくらい穏やかな海なら、アネロンさえあれば、私でも乗れそう。
船だと島民割引きで、昨日は3950円。飛行機だと島民割引きで15000円プラス荷物のお金が約1000円。

今朝はゆっくりと起きた。ベランダの窓から外を見て、思わず「わーっ。」と声をあげてしまった。
外は、ピンク色でいっぱい。東京(内地)の春は、こんなにピンクが広がっているのねと思った。
三宅島の山桜の白も、とてもすてきだけど、やっぱり、歌仙でも重要視される花は、このピンクの桜だなあと思った。

今日の雨でだいぶ散ってしまったので、最後の桜にようやく間に合ったという感じ。

追記)
今日、4月7日は、昼の1:30出港予定が、朝の7:00に変更。
そして、夜の便は欠航になった。
夜竹芝桟橋を出港しないと、明日は、三宅島から竹芝桟橋行きの船も欠航になる。