紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

7年間乗った車にお別れ

2022-09-23 15:29:27 | 23・三宅島のくらし

夫のブログに、車を廃車にした記事がのっていた。

潮風にあたり、ずいぶんボロくなってしまった。しかも、最後はドアがこわれ、間に合わせに余っているドアをつけてもらったので、こんな風になった。

この車をよく知り合いに貸してあげてたけど、通るだけで笑ってしまうほど独創的。

それも終わりがきてしまった。

ふだん車に乗らない我が家が、畑で使うために買ったのが、このとき

そのころの、2015年の3月の記事

ヒマさえあれば、しんじを連れて、調布飛行場に遊びにいってた。ここから飛びだった飛行機が、どこにいくとも知らずに。

飛行機がどこからきて、どこへいくのか、知らないまま眺めていた。

 

その後、この車に乗って、4月、5月と山形県を回って、畑探しをした。

結局、家が見つからずに、6月には三宅島に引っ越すことになった。

ただ飛行機がどこかから飛んでくるのを待っていたこの時から考えると、不思議な巡り合わせとしか思えない。

あれから7年。

新車だった車も廃車にするほど古くなり、私たちも歳をとった。