今回13回目の古文書講座ということだが、2019年以来、コロナで中断し、3年半ぶりの講座だった。
三宅島に住んで、なにが珍しいというと、その昔、江戸時代ここは流人島で、罪人が、島に船で連れてこられて、ふつうに住んでいたということだ。
牢屋などには入れられず、住まいがあった。
ここには、それほど重い罪をおかした人はこなかったそうだ。島の人と結婚して住み着いた人もいて、その子孫の方と知り合いになった。
今日の講座は、
★ 流人島日記にみえる三宅島の暮らし。
三宅島の人々の生活や風習などが、島に流された清伝の筆によって、留守宅の家族に送られている。
★ 伊ヶ谷村の火災。
天保6年の大火災で、167軒の家が類焼したそうだ。
このあたりは風が強く山に向かって吹くので、相当数の家が焼けたらしい。
また罪人が送られてくるので、村人は自分たちを守るために、家がかたまって建っていたことも原因だという。
講座は14:00~16:00までだったので、3.11の地震の起きた時間、14:46には、講義を中断して、全員で黙祷をした。
今までに7回ほど講座に出たが、毎回とても興味深い話しが聞ける。
参加する人もけっこういて、知り合いにも何人か会った。
夫がアシタバの検品仕事で、先に帰ってしまったので、同じ村の方に車に乗せてもらい、送って頂いた。
今日はまた、ヒヨコ3羽とお姉さんが同じ小屋に入った。いじめられないか、ちょっと心配。