紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

Y病院へ

2006-05-17 15:44:36 | 22・両親のこと
一昨日、急に体調をくずして入院した母のようすを見に、Y病院に行った。
その日は、意識も朦朧として、姉と二人で目いっぱいあたふたしてしまったのだけど、結局は脱水症状によるものだったようだ。今日はすっかり元気になっていてホッとした。

病院から出ると、つがいのカルガモが仲良くしていた。今年はヒナが生まれるかな。
いつもは、たいてい、6羽くらいのヒナが池で泳いでいて、病院中の人気者になるのだけど、去年は残念ながら生まれなかった。



そして、バラの花が美しい季節。



池のメダカを見ているうちに、雨がぽつぽつと降り出した。



12-3kmの道のり。自転車できたので、あわてて帰ってきた。

See you again !!

2006-05-15 17:45:38 | 20・日々のできごと
アメリカ在住の友人が帰国するので、吉祥寺のリムジンバス乗り場まで見送りにいった。

天気もいいので、片道40分サイクリングしようと、自転車で出かけた。

11:30に、「バイバーイ」と見送って、昼までに自宅に帰れるだろう。
と思っていたが、その後、あとからあとからあとから、いろいろいろあって、帰宅したのが、夕方の5:30。

うーー、くたびれた1日だった。
けど、また当分会えない友人と、最後の日に会えてよかったー!

今日の日記

2006-05-14 22:02:47 | 20・日々のできごと
今日は、できたてのほやほやの、「きっとどこかの空の下で」の本を持って、Kさん宅にお邪魔した。
真理ちゃんには、真っ先にこの本を見てほしかった。
今日たまたま、私もフリーになり、真理ちゃんも仕事が休みということで、会うことができた。

友人のKさんご夫妻とも、久しぶりに会えて、ほんとうに楽しい1日を過ごした。


ちょうどお姉さんの朝美ちゃんも里帰り。生まれて1ヶ月の勇斗君をだっこさせてもらった。赤ちゃんて、見ているだけで、まわりにいる人の顔がほころんでしまう。
よく考えると、朝美ちゃんが、生まれたばかりの赤ちゃんの頃から、ずっと知っている者としては、こうしてお母さんになった姿を見るのは、感慨深い。

中学時代の英語教師

2006-05-12 11:13:08 | 15・心に残ること
私は、杉並区にある西宮中学という学校に通っていた。もう今からウン十年(?)も前のことになるのだけど。
そこでの3年間、2人のユニークな名物教師(?)に英語を教わった。

1人はブルイン。もう1人は吹氏。
どのようにユニークなのかといえば、その3年間、授業中も、先生のことを、先生を付けて呼んだことがない。
いつでも、ブルイン、吹氏。ニックネームで呼んでいたのだ。その頃は、当たり前だったけれど、かなり変わっているということに、だいぶだってから気が付いた。

その中学の同期生に、有名人がいる。イッセイ尾形氏。
もう1ヶ月ほど前になるが、彼がスポニチ文化芸術大賞を受賞したそうである。
すばらしい! おめでとう!!

その授賞式の場で、演じたのが「英語教師」だという。
友人のYさんが送ってくれた新聞コピー(トップ写真)をみると、これはまさしく吹氏ではないか。
吹氏の写真をちょっと載せてみた。(西宮中学時代のもの)

そして、5年ほど前に、イッセイ尾形氏と桃井かおりさんの二人芝居を見に行った時に、一緒に写してもらった写真もちょっと載せてみよう。実際に会ってみると、昔の中学時代のまんま、という感じだった。



注)このBlog記事に載せてある記事、写真は急いで見てね! すぐにリンクをはずすかも。

再会

2006-05-11 06:33:00 | 19.友人との時間
一昨日のこと。
久しぶりに、ある人と再会した。
東京に住んでいても、めったに行くことなどない銀座でランチ。そのあと、アフタヌーンティー。
店を移動する間、並んで歩いたのだけど、もう全然、ケガをしたことなんて感じないほど、ふつうに歩いていて、ホットした。

その人はさとさん。
仕事で東京に来たので、会いに出かけたのだ。
このBlogにも書いたのだけど、Blogを通じて知り合った、テレマークの初心者同士。暮れに初めて一緒に栂池スキー場で、講習を受けたり、スキーを楽しんだ後、事故にあった。
来シーズンは、また一緒にテレマークスキーができるでしょう。
やはり、テレマークスキーは、あまり人のいない森の中を歩いたり、滑ったりするツアーが楽しい。そんな森へ、出かけましょう。

「きっとどこかの空の下で」ができるまで

2006-05-10 09:00:17 | 2・仕事の周辺
5月11日に新刊が出る。
私にしてはめずらしい題名である。最初はちがう題がついていたのだけど、最後の最後にこの題に変えた。

この本を書いたのは、だいぶ前のことになる。
舞台になるイギリス・コッツウォルズ地方を旅したのが、2000年の4月。
その当時、私は父の介護と、眼の病気を患っていた夫の入院が重なったりで、2月に旅行を予定していたのをキャンセル。
一度は行くのをあきらめた。
が、またどうしても行きたいと、綱渡りのようにして、4月に渡英した。10日間ほどの旅だった。

その後、構想だけはぼんやりと頭の中にあったが、書く時間もあまりなく、一向に形にはならなかった。

それを、書こうと思ったきっかけは、産経新聞社から原稿用紙4枚くらいの、短いファンタジーを書きませんかという依頼があったからだ。2002年の春頃だったと思う。
そこに、この本の前身の話し「不思議なおじさん」を書いた。その時の話しは、「ファンタジーの宝石箱「夜の翼」」という題で、 全日出版(2004)から刊行されている。

わずか4枚ほどの物語を書いてみると、それをちゃんとした形の物語にしたくなった。そうして、ぽつぽつと書き始め、小峰書店の編集の平柳葉子さんに見てもらったのが、2003年の夏。
私の初めてのファンタジー小説がどう評価されるか、ドキドキだったが、すぐに「本にしましょう!」といってもらえて、ホッとした。

いろいろな人にお世話になって、書けた本だけれど、一番お礼を言わなくちゃならないのは、いつかこのBlogにも書いたK・真理ちゃん。
「私とチャコが出てくる本を書いてね。」
その約束を破らないために、書けた本かもしれない。

きっとどこかの空の下で

2006-05-09 08:58:08 | 1・作品紹介
20作目の本

小峰書店

2006年5月

絵・川村みずえ

小学校高学年~
(ヤングアダルト)


「千絵は27歳のフリーライター。取材で訪れたイギリスのバンベリーの町で、小学生の時に家の離れに住んでいたおじさんを見かけた。小学生の時からの親友・真理、柴犬チャコと一緒に、イギリスのコッツウォルズの村々を訪ね歩き、そのおじさんを探す旅に出たのだが……。はたして、おじさんには出会えるのだろうか。」

◆小峰書店新刊紹介ページ →きっとどこかの空の下で

「きっとどこかの空の下で」ができるまで

この本だいすきの会通信

著作一覧

仙丈ヶ岳(3032m)登頂

2006-05-08 10:46:13 | 3・山の日記
■5月5日

前日、甲斐駒が岳に登ったので、この日、下山することになった。
が、せっかく1日あるので、去年も登った仙丈ヶ岳に、また登ることにした。
雪をまとった仙丈ヶ岳は、とても美しい山容をしている。

歌宿を出る最終バスは、4:00頃。
長衛荘から、歌宿のバス停までは、歩いて約2時間かかる。
朝5:00に長衛荘を出て、10:00までに登れる所までいって、引っ返すことに決めた。

できれば、仙丈ヶ岳山頂に立ちたいので、朝出発した時から、急ぎめで、あまり休憩もとらずに登って行く夫。
樹林帯の道は、今年はかなり雪も多く、急な感じがした。


6:30 大滝の頭着。
コースタイムより30分早い。いいペースである。

それから小仙丈ヶ岳を目指す。急な雪の斜面を登って行く。


7:35 小仙丈着。

小仙丈の山頂に着くと、仙丈ヶ岳まで続く稜線が見渡せる。ここからは、景色がいいので、疲れなどあまり感じないまま、進んでいく。



たまに、急な所もあるが、どんどん進む。

まだら模様の雷鳥もいて、かわいい鳴き声を聞かせてくれる。




頂上が近づいてきた。


8:50 仙丈ヶ岳頂上。(写真トップ)

少し景色を眺めてから、すぐに下る。

前日登った駒津峰と甲斐駒が岳が、下って行く先に見える。
ほれぼれするほどカッコいい山だ。


9:50 小仙丈ヶ岳。

その後、この広々とした斜面を、尻セードー(お尻をついて滑る)で下ることにする。
ピッケルをしっかりもち、スピードが出過ぎたら、ストップをかける。すごいスピードが出ておもしろい。


樹林帯に入っても、尻セードーで下って行く夫。
木が多くなると、ぶつかって危ないので、途中からは歩いて下って行く。
途中で、つまづいた拍子に、アイゼンの爪で、ゴアテックスの雨具のすそをひっかけてしまった。

その結果。カギザギ。ガーン。ショック。(泣)


11:45 長衛荘着。かなりの新記録であった。

甲斐駒ヶ岳(2967m)登頂

甲斐駒ヶ岳(2967m)登頂

2006-05-07 09:42:46 | 3・山の日記
とにかく、今年こそ頂上に立ちたかった。
そのため、甲斐駒登山の日は、体調を万全にするため、前日昼頃入山したのに、午後はのんびり長衛荘で本を読んだりして過ごした。
そして、翌日も長衛荘泊まりなので、1日かけて登っておりてくればいいように、余裕をもって日程を組んだ。
山小屋の夜は早く、8時に消灯。

■5月4日

朝4:00 起床。5:00 出発。この時期の5:00。
外はもう明るく、懐中電灯なしでも歩ける。
アイゼンをつけて、出発。

順調に6:20 仙水峠着。
甲斐駒ヶ岳がどーんと立ちはだかっている。


そこからが、大変な登り。
でも、甲斐駒を登るためには、通らなくてはならないルート。
急だし、高度もあがって、3歩登って、ハアハア、というのを繰り返す。


それでも、とりあえず足を動かしていれば、少しずつ上に登れるもので、振り返れば、仙水峠がはるか下に見える。



ようやく、8:00 駒津峰(2752m)頂上。


それから、やせた尾根を下る。
下りきったところで、ストックからピッケルに持ち変える。


8:40。いよいよ甲斐駒の登り。去年、最初の大きな岩が越えられなくて引き返したが、今回は時間の余裕があるので、越えられた。やったー!

そして、上を見ると、先を行く人が小さく見える。



アイゼンをはいているので、なるべく雪のある所を通って行く。
雪壁は、かなり急なところもある。けど、最初の岩ほど、越えるのが大変なところはなかった。



10:00 甲斐駒ヶ岳山頂に立つ。(写真トップ)

北岳、仙丈ヶ岳、荒川三山、赤石岳、アサヨ峰から鳳凰三山、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳、富士山、ありとあらゆる山が、くっきりと見える。すばらしい展望。

10:30 頂上をあとにする。あとは、急がないので、ゆっくり下る。

12:00 駒津峰山頂で昼ご飯を食べ、

3:00  長衛荘着。


とてもくたびれた1日だった。どのくらいくたびれたかというと、その日は、5:00に夕飯を食べると、6:00にもう寝てしまったほど。
甲斐駒が岳は、とても登りでのある山だった。

でも、くたびれたけれど、体調はよかったので、翌日下山する前に、仙丈ヶ岳に登ろうということになった。

計画表

仙丈ヶ岳(3032m)登頂

甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳に登ってきました!

2006-05-06 14:08:59 | 3・山の日記
去年の同じ時期、甲斐駒ヶ岳、岩場に入ってすぐの大きな岩を乗り越えられずに敗退。
この1年、中央高速、中央線から見上げるたびに、登りたかった~! との思いでいっぱいだった。

そして、今年のゴールデンウィーク、珍しく他の山の予定のない夫と一緒に、再度トライすることにした。

■5月4日 甲斐駒ヶ岳(写真トップ) 
万が一天候が悪かった時のために予備日を設けたが、初日快晴の中登れたので、翌日の
■5月5日は、仙丈ヶ岳に登ってきた。

とりあえず、甲斐駒ヶ岳山頂からの動画を1枚。ちょっと笑えるかも。
翌日登る仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山あたりの写真。

↓ 下の写真をクリック



登山の記録は、写真を整理して、おいおいアップします。

甲斐駒ヶ岳(2967m)登頂

仙丈ヶ岳(3032m)登頂