goo blog サービス終了のお知らせ 

紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

仙丈ヶ岳(3032m)登頂

2006-05-08 10:46:13 | 3・山の日記
■5月5日

前日、甲斐駒が岳に登ったので、この日、下山することになった。
が、せっかく1日あるので、去年も登った仙丈ヶ岳に、また登ることにした。
雪をまとった仙丈ヶ岳は、とても美しい山容をしている。

歌宿を出る最終バスは、4:00頃。
長衛荘から、歌宿のバス停までは、歩いて約2時間かかる。
朝5:00に長衛荘を出て、10:00までに登れる所までいって、引っ返すことに決めた。

できれば、仙丈ヶ岳山頂に立ちたいので、朝出発した時から、急ぎめで、あまり休憩もとらずに登って行く夫。
樹林帯の道は、今年はかなり雪も多く、急な感じがした。


6:30 大滝の頭着。
コースタイムより30分早い。いいペースである。

それから小仙丈ヶ岳を目指す。急な雪の斜面を登って行く。


7:35 小仙丈着。

小仙丈の山頂に着くと、仙丈ヶ岳まで続く稜線が見渡せる。ここからは、景色がいいので、疲れなどあまり感じないまま、進んでいく。



たまに、急な所もあるが、どんどん進む。

まだら模様の雷鳥もいて、かわいい鳴き声を聞かせてくれる。




頂上が近づいてきた。


8:50 仙丈ヶ岳頂上。(写真トップ)

少し景色を眺めてから、すぐに下る。

前日登った駒津峰と甲斐駒が岳が、下って行く先に見える。
ほれぼれするほどカッコいい山だ。


9:50 小仙丈ヶ岳。

その後、この広々とした斜面を、尻セードー(お尻をついて滑る)で下ることにする。
ピッケルをしっかりもち、スピードが出過ぎたら、ストップをかける。すごいスピードが出ておもしろい。


樹林帯に入っても、尻セードーで下って行く夫。
木が多くなると、ぶつかって危ないので、途中からは歩いて下って行く。
途中で、つまづいた拍子に、アイゼンの爪で、ゴアテックスの雨具のすそをひっかけてしまった。

その結果。カギザギ。ガーン。ショック。(泣)


11:45 長衛荘着。かなりの新記録であった。

甲斐駒ヶ岳(2967m)登頂