紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

昨日は母の病院へ

2012-04-16 06:57:19 | 22・両親のこと
3月24日に、肺炎で入院した母だが、肺炎はなおったものの、まだ入院している。

姉が主治医に聞いたところ、不整脈が出て、心臓が悪くなったからだ。
もう何年も前から、心臓の薬(貼るタイプの)を処方されていたが、その症状がすこし悪くなったということだろうか。

私が病院に行く時には、往復1時間半かかるので、なるべく昼ご飯に間に合うように行く。
あまり話しをすることもなくなったので(話しができなくなった)、せめて、話しかけながら、1時間くらいかけて、ごはんを食べさせてあげる。

そうしたところ、この3ヶ月くらい前からそうだったけど、口をあまりあけない時がある。
そうなると、私はご飯をそれ以上食べさせるのをあきらめていたけれど、昨日は、スプーンで口をあけるようにして食べさせた。(流動食)
すると、食べたので、次回行く時には、もうちょっとやわらかい素材のスプーンを持って行こうと思う。




自転車で帰る途中の、花と緑の広場。1,2年前にできた。




けれど、今は花が真っ盛りなのに、あまり人が入っているのを見たことがない。




明日から、スキー友だちと一緒に、栂池自然園に泊まって、バックカントリースキーをしてくる。

「信念 一万日連続登山への挑戦」 吉田智彦・著 (山と渓谷社刊)

2012-04-14 14:15:24 | 13・本・映画・演劇・音楽など
すごいなあというのが、本を読んだ最初の感想。
1万日連続登山を目指した東浦奈良男も、それを追って、本に書こうと思った吉田智彦も。

この本は、ともさんと呼んでいる、友人のライター「吉田智彦」が、東浦奈良男の足跡を追った本である。
在職中も山登りを続けていた東浦奈良男は、定年退職を迎えてから、本格的に1万日連続登山を目指す。
9738日まで続けたところで、極度の衰弱により断念。半年後に、86才で他界した。

1万日というと、27年以上の歳月だ。

それを目標に、毎日自宅近くの山で鍛錬し、富士山には、368回登った。
彼の人生は、ほとんど山を登るだけで終わったといってもいい。

私は山登りが20代の頃からずっと好きだったので、行きたい時に、登りたい山に登れる健康の維持が、今現在の最大の課題だ。それすらも、5年前に病気をしてから、あやうくなっている。
一番好きな登山だけど(スキーでの登山も含めて)、月に1回か2回登りたいなあと強く思う時があるくらいだ。

ところが、行きたいと思ったか思わなかったかはわからないが、信念を持って登り続ける。
二十数年にわたって、毎日。
そこにはどれほどの強い意志力があるのかと想像するだけでも、驚いてしまう。
体調が悪い日もあるだろうし、たまには、ゆっくり朝寝して、日がな1日のんびり過ごして、読書などで時間を費やしたいことだってあるだろう。

でも、そういう欲望はうち捨てて、毎日登る。登り続けると決めたから。
それも質素な、失礼だけど粗末だといっていい服装と装備で。

しかし、連続登山によって、自分の存在価値を、家族が、世の中の人が認めてくれる。

実際に、東浦さんは、1997年には「オペル冒険大賞チャレンジ賞」という賞を受賞する。
けれど、それだけのことで、人はそんな大変なことを毎日続けることはできるとは思えない。
なぜ、こんな大変なことを続けるのか。それをつきとめるために、ともさんは東浦奈良男によりそい、日々の記録として残している四十数冊の登山日記と向き合う。
そして、この本を書いた。

最後の文章に、ともさんの東浦さんへの優しいまなざしが凝縮されているような気がする。

「今ごろは、お父さんとお母さん、そして初めて会う兄姉に、抱えきれないほどの土産話を聞かせていることだろう。
長い長い、男の勝手と優しさに満ちた壮大な叙情詩を。」

東浦さんは、こんな風に書いてもらえて、幸せな人だ。

石老山(694m) 4月8日

2012-04-13 07:19:11 | 3・山の日記
今年前半は、テレマークスキーばかりに行っていて、なかなか山登りに行けないでいたが、先日やっと友人たちと登りにいった。
一緒に行ったのは、良流娯さん、I井さん、ひろみさん。
夏には目標があるので、月に一回くらい、無理しない程度の山登りに行けるといいなあと思っている。

石老山は、標高差約600m、相模湖を見下ろす景色のいい山なので、年の初めに登りに行くことが多い。


9:09 相模湖駅で待ち合わせ。

9:26 1番線の「さがみ湖プレジャーランドフォレスト」(前はさがみ湖ピックニックランド)行きのバスに乗り、石老山下車。

ふつうの道を歩いて行くと、9:55頃山道に入る。




途中通る「顕鏡寺」近くの、「蛇木杉」という蛇のような形の杉の根のところ。




10:40 今までなかった「さくら道」というコースに入る。道はなだらかで、下界が見下ろせて、景色がいい。




11:10 いつもの見晴らし台に到着。




11:50 山頂




富士山はすこし見えていたが、すぐに見えなくなった。

歩いている時は暖かかったが、山頂で、休憩すると、とても寒かった。携帯コンロで火をわかして、スープなどそれぞれ持参してきたものを飲む。




12:50 下山開始。

このようなところを下って行く。




13:50 大明神展望台。ここからの眺めはとてもよい。けど、富士山は見えなかった。




14:50 えん坂をくだってゆく。




15:15 相模湖から船に乗って、対岸に渡る。

船から、その日歩いてきたコースが見えるし、のんびり湖を渡って行くのは、いつもとても気持がいい。




16;21 の中央線で帰ってきた。久しぶりの楽しい山歩きの1日だった。


その日のルート。


4月5日の結婚披露宴の後

2012-04-11 07:14:16 | 5・旅の日記
Mさんとさとさんの、京都での結婚披露パーティーの後、私は図々しくも、新婚Mさんと、さとさんについていき、奈良の二人の新居にお邪魔させて頂いた。
そこで、夕食を一緒にした。二人の住まいのシニアマンションには、レストランがついていて、3人でカンパイ!




ちょっと私はお邪魔ムシだったかも。(笑) でも、二人の暖かさにあらためて、触れることができた。ほんとうにありがとう。

夕食の後は、二人のお部屋に行った。Mさんは、ささっとおつまみを用意して、ワインを抜いて、もてなして下さった。




とっても楽しい時間で、あとからあとから話しは尽きない。
その日、頂いたキャンドルをつけたところ。すてきなキャンドル。




翌日は、午後一番の新幹線で帰ることになっていたので、一人でちょっとぶらっと京都の街を歩こうと思っていたら、さとさんが付き合ってくださった。

奈良の自宅から京都まで1時間はかかるので、欲張らずに、昔懐かしい清水寺だけ行くことにした。
清水の舞台。







そして、ここにきたら、行かなくてはダメという音羽の滝を見下ろす。この清水が清水寺の名前の由来になったということである。







中学の修学旅行以来。桜は、まだちょっとつぼみが多かったが、それもまた風情があってよかった。







そして、午後一の新幹線で、東京に帰ってきた。
京都駅は、外国の空港のようにモダン。




結婚披露パーティーの次の日に、半日付き合ってくださって、ほんとうにありがとう♪

花見とライトアップ(追記あり)

2012-04-10 16:21:14 | 10・孫と家族
今回、会わないでいたちょっとの間におこった心ちゃんの変化は、前に進めるようになったこと。引きずりはいはいだけど。
私のデジカメケースを前に出すと、それをとろうとして、ずりずり進んで行く。




もう一つは、離乳食を食べ始めたこと。今朝も、おかゆに味なし野菜3種類、けっこうぱくぱくと食べていた。




そして、人見知りも始まった。スカイプで話している時に、パソコン画面に姉と義兄が出ると、一瞬で泣く。(すいません。トントン、お義兄さん)
これがテレビだと、全然泣かないのだから、スカイプの向こうの人は、ちゃんと今話しをしているとわかるようである。賢い。←バババカ(笑)


今日はライトアップまではいられないというので、午前中、野川に散歩にいった。

うたどんさんの孫のお下がりのベビーカーに乗って、ごきげんの心ちゃん。この後すぐに眠くなったけど。




今日は、花びらもちらほら舞い始めていたが、とてもすてきな眺め。







こんな近くで花を見た。




<追記>
昨晩は、近所の友人、Kさんのマンションで、野川のライトアップを見下ろしつつ、夕食を一緒にした。



帰りに、一人で、野川のライトアップを見に行ったが、そんな時間でもかなり混んでいた。
進めないし、警官の注意攻勢もすごいし、あの小さな場所に対して、来る人が多すぎという感じ。
一方通行だし、橋の上で止まってはいけないし。



大ババとご対面! と野川のライトアップ(訂正あり)

2012-04-09 15:20:48 | 10・孫と家族
今日は、朝娘が心ちゃんを連れてやってきた。




いつもはだっこで来るけど、今回初めておんぶできた。




なぜかといえば、一緒に自転車で、母の病院にいくからだ。

ちょうど食事時に、病院に着いた。母はあまりよくわからないようだったけど、心ちゃんを見て、ちょっと嬉しそうだった。




Y会の庭の桜の花も満開。




帰り際に野川を通ると、「ライトアップ」のお知らせが。

本日明日、4月10日 6:00~9:00まで。



追記)立て看板に、時間しか書いてなかったので、てっきり今日だと思って、早めに夕飯の支度をしていたら、うたどんさんから電話を頂いた。
ライトアップは明日だということです。

野川のライトアップについては、こちらをごらんください。

結婚披露パーティー

2012-04-07 14:03:51 | 15・心に残ること
一昨日は、テレマークスキー友のさとさんとMさんとの、結婚披露パーティーがあったので、京都まで行ってきた。

京都市内を歩くのは、高校の修学旅行以来。
土地勘がないといったら、Mさん、さとさんが京都駅で待ち合わせて、一緒に行こうと誘ってくださった。

桜の時期で、新幹線は喫煙席しかとれず、30分前から並んで自由席で行った。

10:20 京都駅で無事にさとさん達に出会えた。

結婚披露パーティーの場所は、円山公園近くの「長楽館」

パーティーまで間があったので、円山公園や、八坂神社を散策して回る。







その日の主役のお二人。衣装も似合って、とてもすてきだった。



長楽館は、100年もたつ建物で、とても豪華で、すばらしい部屋だった。
部屋のようす。








お食事もおいしく、なごやかで、楽しい会だった。




会は、さとさんのお花のお仲間が開いてくれたということだけれど、みなさん、ほんとうに輝いてすてきな方達ばかり。

そして、Mさんのご友人たちは、みなさんユーモアたっぷりで、ほんとうにおもしろい方達ばかり。(笑)

これを機に、今までお名前だけ知っていた、M尾ちゃんや、YOちゃん、Sちゃんなどとお近づきになれたことも嬉しかった。

キャンドルサービスのキャンドルは、刻々と色がかわっていって、すごくすてきだった。おみやげに頂いてきた。







お色直しは、サイクリングの出で立ちで。





楽しい時間はあっという間に過ぎた。その後、私は新婚二人に奈良までついていって、マンションに泊めてもらったが、それはまた今度。

さとさん、Mさん、ほんとうにおめでとうございます♪