意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

ニセモノなんかいらないよ(アニメ感想)

2008-10-30 14:36:42 | アニメ感想(07・08・09年)




あかね色に染まる坂 
藍色のマッドパーティ !




んー、学芸会をアニメでやるってのは
どういうことか、ハルヒの1話目でも
見て反省して下さい
作り手側だけが楽しんでて見ている側を
忘れた1人芝居ほど見るに堪えないものは
ないというか、最近はエロゲー原作アニメも
けっこうがんばってたんだなあと反面的に
理解しました。








伯爵と妖精 第4話 貴族の義務 △+




フェアリードクターって肩書きのリディア
さんだけど、ようは単なる「見える人」
っちゅうわけで、ネオロマンスなハートを
維持するための「装置」なわけですよ
ジェントルメ~ン



原作小説があるそうで、活字だといっそう
世界観に浸れそうではある、アニメも
雰囲気をぶちこわさない程度には維持できている
でもこういうのうるさい人から言わせて
もらうとほころびだらけなのだろう。







とらドラ! 第5話 「かわしまあみ」 △+




ひょうきん懺悔室ww




天然を「演じてる」新キャラきたけど
ちょうど演じられない大河とは正反対の
位置づけ、まっすぐゴーな新キャラづくり。



さて、新素材の「かわしまあみ」にも
興味津々ではあるのだけどちょっとここで
件の「みのりん」について
彼女、アニメ本編しかみてない組だとやや
過剰気味に「アニメ演出」を担っているように
感じる。それが世界観を損なっているとかでは
なくて、むしろ骨がつよいカラダからこそ
こういうおいしいお肉がつけられるといおうか
ともかく作品を豊にしていると思われる
しかも、この戯画化するほどの「元気さ」が
単に作品のフレーバーではなくて彼女の
パーソナリティにかかわることだったとしたら
「元気者」であることが彼女にとって深い意味が
あるということを本編で確認することが
出来たとしたら
「キャラクタもの」としては実に上等な「役者」
だと記憶に留めおくことになりそうである
少なくとも上記のアニメのようなキャラクタが
演者であることをこれっぱかりも意識しない
作品よりは数段上等であるとはいえそうだ。







ミチコとハッチン 2話
掟破りのブラウンシュガー △+




こっちはさらにアグレッシブ
あばずれどもがケルナグール(笑




まあこんだけの世界を築かないと
きょうび「女」に暴行を加えることが
できないというか、フェミニズムも
偉くなったものですね。



ともかくも、無鉄砲な旅路だから
話がつっかえつっかえ
ガス欠のオンボロバイクだから
すぐ自分で引っ張っていく羽目になるし
ロクに舗装されてない道だから
ガコン!ガコン!ってすぐなる
しかしまあそのナチュラルな止揚の
美しいことといったら。


話も時系列が一直線ではおおよそなく
新キャラの説明をするために容赦なく
過去に飛ばされる
現放送中「ef」も時系列をあえて無視して
話を展開しているけどおんなじような
ことでも印象がだいぶん違うのは面白い
「ef」は知的かつ残酷に切り取っている
ように思われ、ミチコとハッチンだと
たんに話の都合ってのをあっけらかんと
やっているような(笑
ただ、こういう昔のアニメがもっていたような
いいから見ろ!感はこんだけスタイリー
じゃないと成立しないのが「時代」って
ことなんだろうなあ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする