はなまる幼稚園 第9話「はなまるな差し入れ/
はなまるな夢/はなまるな夜」 △+
U.N.オーエンは彼女なのか?
「はなまる」のおはなしのすすめかたはほとんど
他者への「応援」で成り立っているわけで
しかもその行為には打算がない、これぞ無償の愛
しかもそれが園児たちはおろかつっちーを除く
まわりの大人たちもたいがいそうであるところがまあ強烈な
ファンタジーではある、逆に言えばつっちーみたいな
ダメダメなところがある人がいないとついていけなくなる所が
あるのかもしれぬ
>漫画家と編集者
終日部屋でモンモンとしている野郎を励ましたら
99.979%勘違いされるってw
>将来の夢
現実的なプランと宇宙人とお友達になるっていうファンタジーが
ごっちゃになっているひいちゃんがほほえましい
ボディだけレディな杏もよいね、小梅がいちばん現実的かもねえ
>川代ちゃんはさ園児たちと一緒にいれば
自分が小柄なのが目立たないと思ったんだって
かーわーいーいーぞー
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 第10話「旅立チ・初雪ノ頃」 △+
今話の帰りを待つ人がいるおばあちゃんやイリヤ皇女なんかは
ハナシを盛り上げるための「捨てキャラ」なんかもね
こう言うと悪い印象があるけど、ハナシを力強く進めていくには
よく使われる手法ではあるしハナシ作りを投げ出しちゃった当今では
貴重とさえ言えるかも、みんな「はなまる」でも困るしねえ
さて、ワケありのやんごとない登場人物が舞台を離れて
残されたのは補修が進んだ戦車、人命救助にはもう使って
しまったからあとは何につかうのでしょうかねえ
このおはなしは何が起きても「超展開」なんて言わせない
足腰のつよさがあるから楽しみなような不安なようなたのしみ
刀語 第3話「千刀・「鎩」(ツルギ)」 △
「千刀」よろしくあの手この手で七花に「言葉」でもって
心理的ゆさぶりを迷彩はかけるのだけど徒労におわりましたねェ
たぶん、この破廉恥な野蛮人はとがめの「刀」ってことで終始
してるんでしょう、少なくとも今のところは。
「刀は人は選んでも、切り捨てる人は選べない」って趣旨の
発言がありましたし。
ただまあ、その「説得」も小説ならもっと説得力があったろう
という気もせぬではないなあ、チャンバラよりも心理戦にうまみが
ある感じだから、月夜で忍者とやり合うとことか
切った後に雨がぱらぱら降り出すのは様式美ってやつですねえ
こういうのは逆にアニメ的演出に具合がよい