意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

アニメ好きの人は絶対に視ないで下さい! (アニメ感想)

2015-01-20 13:50:48 | アニメの感想2015年Season1












夜ノヤッターマン 第1話  世界は真っ暗闇 △+











「ボカンシリーズ」ってのは「勧善懲悪」をそれこそあきれ果てるまでやったんで
ここまで徹底してやった作品っていうとどれぐらいあるんだろうねえ
当邦だと「必殺仕事人」「水戸黄門」ぐらいしか
思い当たらないね、そういう意味でもタツノコが「転向」を描くのは
それだけでも興味がそそられるところだ。
ロシア(と思われる)寒村や銃撃戦を質が高く描くのはさすがで
そういう強くて真面目な態度がドロシーちゃんに試練を与えているってことだし
「ちょっと違う」って印象を抱かせるのに成功しているとおもう
それに併せてボヤッキーとトンズラーが格好良くなっていて惚れる
くわえて「女の娘を守る」っていう大正義付きで「動機」としてはこれ以上は望むべくもない
ドロンジョ(レパード)役のキタエリさんも久々にのびのびと演じている印象で
ただのスピンオフに甘んじるような腑抜けた感じをうけない良い出だしだったかと。















純潔のマリア 第1話  VIRGO INTACTA 完全なる乙女 △++











「異物感」をしぜんに描くのが上手いよね
「中世ヨーローッパ」っていうただれた時代に
「処女」で「戦争が嫌い」な「魔女」とか空気が読めないにも程があるw
さすがに「時代背景」と「戦争」は真面目に描かれていて
それだけでも視聴に値するね、それを「魔女」が魔法で強制的に終了させてしまう
マンガ的な展開がおいしい、何でもアリの「現代・ファンタジー」が舞台だと
こういう力業も「よくある」で終わってしまうけど
「実在の歴史」っていう舞台設定によってとんでもない痛快劇になるおもしろさがある。














アイドルマスター シンデレラガールズ
第2話  I never seen such a beautiful castle △++










今度は「大手」って感じで「こじまりした良さ」とは
うってかわって「場所」の巨大さ「人」の多さによる刺激が満載であることを
卯月たちの好奇心と視聴者への案内も兼ねて提示している。
そしてそれが終わるとそのまま勢をかって残りのメンバーの紹介になだれこむ展開
どの娘も個性的で魅力的で、よりどりみどりといったところ。
なんというか実に目まぐるしい展開だね、アニメ的な「定型」を
越えた贅沢な「説明回」だね、華やかなりし「芸能界」とはそういうもので
あるいはアニメが週に20本もあるなかで「選んでもらう」為には
これだけの蕩尽が必要なのかもしれない。
















ガンダム Gのレコンギスタ 第16話  ベルリの戦争 △+










急に「出生」の秘密が明らかになるのと、それによって
「モヤッ」となるベルリがリアルやね
ある意味で「戦闘」によってうっぷんを晴らしているような画
そしてそんな我が儘を可能にしてしまう「G-self」を評して
「まるでガンダムではないか!」という感嘆はわかるね
当作品、「宇宙と生命と確執」っていう昔の富野作品的なドロッとした
ところからは流石に垢が抜けているいけれどもそのかわりに
人間が普通にもっている「環境や人間に対する違和感」ってのが
不断にまとわりついている気がする、それをちょっとでも何とかしたいと
思うのも人間だし、よりよく生きようとして他人を傷つけるのも人間
それが「G」っていう「魔法」によって劇的に可能になってしまっている
不思議さをどっしりと描いているとおもう。














艦隊これくしょん -艦これ- 
第2話  悖らず、恥じず、憾まず! △+











「風呂」とか「ご飯」とか定型の行動が「艦これ」仕様になっていて
まあ面白いっちゃ面白いかな、逆にいえばそれさえしておけばいいので
普段の風呂シーンとかを弄って遊ぶ面白さはないけれど。
吹雪の「訓練」ってことで1話が費やされるわけだけど
実際のゲームだと「訓練」なんていう大昔のSLG的な要素があるんだろうか
スマホいじってるような人等はそんな面倒なことをしないと思うが、どうか
まあ、そういうならそもそも「アニメを視聴する」ってことすら
「面倒」なことではあるのだけどね、特にこういう「ささいな日常」ってのを
描いている現代のアニメの定型なんかは、カタギの人等には只の時間の無駄
にしか見えないかもしらん、極限までムダを切り捨てたゲームと
そのアニメ化っていうある種の矛盾をはらんだ要素の落としどころってのは
まだ未知な部分が大きいと思う、そういう視点でもこの作品は見ることもできよう。














DOG DAYS″ 第1話  再び、勇者の帰還 △+











シンクは爆発しろ!













ひさびさに言ったw
さて「レベル30の勇者」の迎え方ってのはなかなか前例が無いかもなあ
「勇者」も、そして「視聴者」も充実の時を迎える時何を提示できるのか
今回は勇者2人を「野生」にいきなり放り込んでみたという
1話らしく元気に飛びはねることができるし、フロニャルドの懐の深さが
提示できるし、なかなかよいやり方だとおもう
あと、シンクとナナミの関係やね、こっちはまだ「未開発」なんで
うまみが十二分にあり、多分こっちをいじってくるようにおもう
もうヒロインがいっぱいいて、6角関係ぐらいになっているけど
そのソフト修羅場もまたたのしみといえようw














SHIROBAKO 第13話  好きな雲って何ですか? △+










なんていうか現状のアニメ作品だと「1クール目」の終わりは
「1つの終わり」的な盛り上がり方をするよね
当作品も例に漏れず、「最終話」の製作状況とその後の歓喜を
リアルにかつ見事に描ききったといえよう。
そしてまた「新しいはじまり」が今回やるべきことやね
「2周目」らしく「1周目」とはハッキリした違いが打ち出されていて
それもまた興味深いね、今度は「原作つき」でしかも結構大きい仕事だ
みゃーもりも重要な仕事を任されて、愉しみ半分、大変だって共感半分ってかんじ
あ、あと朝礼会議で人が5人しかいなかったのがさびしいね
会社だと人はいろんな事情でいなくなったり、また新規の人が入ってくるけど
そういう学生時分だと(あるいは現代のアニメの大半が)それこそ「死」でも
ないと訪れない「別れ」が頻繁にあることもこの作品ではしっかり描けていると思う
あ、あと「つかえねー奴」ってのもな、今話のチャらい編集のやつみたいなの
こういうのっているんだろうねえ、前野以来のイラつき加減w



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする