Lv1魔王とワンルーム勇者
第12話 彼らがもたらしたもの と まとめ △++
「効果的な謝罪」が「世界」を「救う」とかいろいろ考えさせるねえ
構成としてうまいのはかつて「勇者」として魔王を打倒して
平和になった課程も同時に展開していることでここに
「対異人」と「対人間」あるいは「前代」と「近代」の
差異が感じられて、うまかったとおもう
そもそも、ね「異世界」と「現実世界」の隔たりそのものが
「めんどう」でそこをパワーゲームで始末しない時点で
この「零落(あるいは平和ボケ)」が見物になったのは確かだとおもう
しかしそうなると「魔王」ってなんだったんだろうという疑問はわく
別の作品の「魔王さま」もそうだけど「侵略戦争」っちゅう
最低の行為を説得しなければならいのでそこは1クールでは
あまりにも困難だったのだろうとはおもうね
「土下座」で済む状況は土下座する時にはたいがい手遅れなのが
現実のビターなところだ。
もののがたり 第二章 第24話 風動 とまとめ △+
このおはなし「敵」が「モノ(怪)」なんで「人間」としては
「壊して」もかまわないということになってしまうのよね
そしてそれはたぶん「敵」も同じ事情ということになる
そしてそのはさまにヒロインを配置することは
ロミジュリ効果てきにも定番なんだろうなあとはおもうし
「モノ」たちと交流することで対立項をややこしくする
っちゅうねらいがあったのはたしかだろう
そう、最初は「全部ぶっこわしちまえ」からだんだん
「必要なものだけ絶対護る」ちゅう少年誌てきヒロイックに
なっていくわけで、そこがまあ見物で、ありきたりとも言えるわけだ
しかしあれだ、この「壊し甲斐があるおもちゃ」って考え
そのものも「どうせこわれもの」の考えかたなんじゃないかともいえよう。
夢見る男子は現実主義者
第12話 だって、アンタは私の居場所なんだから とまとめ △+
ラブユーよりもニードユー
ラブコメの男主人公が「居場所」なのはまあ極めてあたりまえの
意見だというのはわかるのね、ただしそれはメタ的な意味あいで
「現実」に毎日の生活に潤いをもたらすのであればその触感は
異なるだろうとはまあおもえるわけでそのあたりも
「菓子のような恋心」よりも「おいしいごはん」的な「告白」だったかと
しかしこのおはなししっかり「菓子」もごはんの間に
食べているのがタチが悪いかとw いやむしろ「フリー」に
なったのだから仕事のできるオトコに女性陣が寄ってくるのは
当然ともいえようという「地固め」のできたラブコメが
おもしろかったかとおもう。
自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う
第12話 自動販売機として出来ること とまとめ △+
「リソース半無限無双」ももうだいぶん見慣れたからね
そったら「最弱」要素を足してもおもしろいという次のステップだ
このおはなしハッコンもなにげに女性からモテモテなんだけど
その性質が「役に立つ」という面であって「イケメン」だから
ではないのがよかったかと(「完全チート」でないところもよい)
「自販機」として女性のデリケートな部分の助けになっているとこや
「冒険者」として助けになっているのが「転生もの」として
「相補関係」のうまみを引き出しているのが新鮮だったかとおもう
そういう「オスメス」を越えた関係性が「自販機」に転生したから
こそ成立する冗句というのはちょっとかなしいかもしれんね
しかし500Kgの自販機を運べる怪力の半人前の冒険者
っちゅう一点もののヒロインはこの設定でしか見いだせまいて。
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。
第12話 ~悪虐王女は未来に向かう~ とまとめ △++
弟に妹に騎士団に従者に「手駒」が揃ってきていよいよ
仕事をするのに申し分のない準備ができたかとおもう
そう、「仲間集め」するにはどうしても「善」がべんりで
そこに「ラスボス」から「主人公」への転倒が愉しかったとおもう。
それだけでないね「異世界もの」として「中世」の倫理感の欠如を
降伏するモチベーションとして「悪役女王」と「逆」のことを
するっちゅう大義名分を手に入れていたかとおもう
それは「ヒャッハー」を出すよりもよっぽど納得がいくわけで
そして「乙女ゲーム」のようなオトコノコが率直に好意を
顕すのに値する魅力をプライドにもたせていたかとおもう
なにげにアニメーションとしても立ち回りが相応の質であって
見ていてたのしかったとおもう、やっぱり「改心」はつよい。
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