意志のなかにいる

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終わって無いのはまとめられない (アニメ感想)

2015-10-07 13:05:30 | アニメの感想2015年Season3






アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON
第24話 Barefoot Girl. △++








笑顔をとりもどせ!!







ひとりから3人、そしてたくさん、そしてまたひとりに戻るという道
765さんとこほどべったりじゃないから(疎遠ではけっしてない)
その道のりは納得がいく、よく思い出すと意外と「みんなで」では
なかったような気はする、でかいイベント以外ではグループやピンで
個々の問題を解決していったようなかんじやね
もうちょっと「楽しいまいにち」にもふっていけたのだろうけど
ここまで視ると実に真面目に「アイドルの素顔」に迫ってきたなあという気もする
ともすれば「もしもしゲー」的な「粗悪乱造の課金マシーン」の
延長的なこともできたはずなのに、それとは正反対の方向をアニメでは
志向してきたかもしれんね、皮肉にもそれは武内Pさんの目指すものではなく
美城常務の志向しているそれに近いものかもしれない。
まあ「笑顔」ですよね、つきつめると、そしてその「極める」ってことを
やってるのね、「おもしろいハナシ」に乗せられてやってるのではなくて
間近でじーっと見つめないと見えない「何か」を目指しているという
そのハナシをするのに卯月はうってつけの存在で、そして「プロデューサー」ってのは
その観測者として最も近い存在なわけで、そういう「いわく説明しがたい魅力」
ってのにだいぶん肉薄していたここ最近のハナシだったかとおもう
しかしまあなんだろう、「とにかくたのしいまいにち」が蔓延している
アニメ事情でここまで「真面目なおはなし」があること、そのこと自体が
異常事態であるともいえんくもない。












オーバーロード 第13話 PVN とまとめ △++








「ゲームのプレイヤー」を「リアル」に再現するとどれだけ強いか
ってのと「俺つえー」っていうのが非常にうまく噛み合ってたかと
シャルティアとのバトルは「蕩尽」を尽くしたバトルだったから
それが端的に理解できて、盛り上がったかとおもう
補助系魔法とスキルをお互いに連呼するバトルはシンフォギアの「歌劇」にも
せまる緊迫感のあるバトルだったかと。
このおはなしの長所は「ゲームだから」っていう「おとしどころ」を
逆手にとって「格好良さ」や「笑い」に転換してハナシを活き活きとさせる
というところにあるとおもうのね、そしてそれはあるゲームを
心の底から愉しんでいる人達にとっては「あたりまえ」のことであって
それはまさに「ゲームと現実の区別がつかなくなる」ということの現前であるともいえよう
モモンさんが最後に視たアインズの守護者達による騒々しさは
かつての仲間達と共にあった頃のことを想起させ
そしてそういう幻覚が見えるぐらいにはアニメーションとして充分に
キャラクターと作品に息吹が与えられていて、文字通り「甦った」という
のに相応しい仕上がりだったおもう、シャルティアや、あるいはモモンさんのように。












戦姫絶唱シンフォギアGX 第13話 正義を信じて、握り締めて とまとめ △++








「人類救済」とか神経質になるのを止めて「1人の少女」を救済とか
「自分のココロ」の克服とか焦点が定まったんでいかんなくチカラが
発揮できていたかとおもう、「弱者救済」にも無神経になったんじゃなくて
そのあたりのことは最初の方に響がうまくカタをつけてくれたしね。
テーマとして「父親」っていうアニメーションにおいては苦手な分野に
正面からぶつかってきたのがチャレンジだったかと
父親への「思慕」と「嫌悪」がそのままに闘う理由になっていて
それは「少女まんが」的な繊細さを「少年まんが」的勇気で打ち払った構図
ともいえんくもない。そういうかんじで「シンフォギア」って作品が
3部目でようやく「自分」ってものを明瞭に認識して力強く道を
走り出したことに、成長した子供を見る父親の気持ちがのような感慨がある
そしてこのおはなしには「まだ」があるのね、その未来に無限の期待と祝福を。












WORKING!!!  第13話  まひるの決闘 ととりあえずまとめ △+









この「WORKING!!」って作品が始まったあたりからいよいよ「日常系」っていうのが
流行出す前後の時期だったのがあって、その「止揚」に対する鈍感さと抵抗が
調度「成長」を止めた当邦の気分と一致することもあって「一般化」しだしたわけだ。
いろんな成長に「5年」かかるっていうのが当作品が出した「現実的な数値」ってやつで
つまり「こういう作品」ならそれぐらいの期間「商売」として成り立つということも
いやなはなしだけど意味しているわけなのね、多分昔だったら1年ぐらいで「消費」して
終わっていたような気分なんだけど、それをのらりくらりとかわして続けられるように
なったということだ。さて、こう書くとマイナス的なイメージのように思えるけど
簡単なハナシではないね、「人間」の「成長」を描くとなると「5年」は
説得力のある数値だし、また「想いのチカラでさまざな障害を乗り越える」っていう
「ロミジュリ」的な方法論は現代人には「ウザい」だけなんで
最初からリビドーむき出しでいそいでやっちゃうか、あるいはこうやって
あるかどうかわからん気持ちにやきもきしながらハナシを続けるかってことが
「モード」なんかもしれないとも思えるわけで、このマンガとリアルが
ごっちゃになったファミレスを舞台にその曖昧さとゆるやかな成長を
たのしんだことを感謝したいとおもう。









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