がっこうぐらし! 第8話 しょうらい △++
りーさんの目が開いていることが多くなってきたねえ
見たくないものも見なければならなくなってきている、ということか
りーさんがみーくんを抱きしめるとこがうつくしい
2人とも就寝前で結構しどけない格好をしているけど
それ以上に逼迫した状況が別のエモーションをもたらすね
何かをハグしたり(エ)モノを所有し続けることは
人間に安心感をもたらすね、今回はそういうのがちらほら見受けた
ゆきが見つけてきた人形とか寝袋も見方をかえれば
非常時のモノであったり旧日本軍のモルモットのようにもみえんくもない
そう、「見え方」を天国と地獄を通して問うているのだ。
アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON
第20話 Which way should I go to get to the castle? △++
もっと前に出たい
しかしまあ贅沢なことよなあ、とおもう
手持ちの駒にはずれが無くて「それぞれの道」って言われると
こちらとしてはうぐぅと口をつぐまざるをえない、という。
それはたぶん「アイドルもの」っていうのを10年かそれ以上
流行っているときもそうでない時もこつこつやってきた下地があるからで
その上に種々の花が咲き乱れているという状態なわけだ
その花をどう取り合わせて飾るのも自由であるという状況で
そんなら「選ばれたアイドル」を提示して有象無象の偶像が
乱立している当今の芸能事情に異をとなえるのもまた自由であるという
そういう大手事務所の内実がうかがえるとこが凄いね
そしてそこで吹く風に揺れる花々を見るのも実に剣呑なたのしみではある
でもまあこのお話を見てるともう「アニメ」は「現実」の「アイドル」を
「越えてる」といえるかもしれないね、今は調度そのはさかいのところで
僕等はその現場の見物人といったところだ。
Classroom☆Crisis 第9話 歓喜なき勝利 △+
アニメで「利益当事者以外は極めてどうでもいい政治ごっこ」を
やるということ、それをやりきったということを評価しよう。
それはアニメの「前に出る感」に抵抗する、そしてリアルでは
きわめてよくある「人間同士の足のひっぱりあい」だ
この停滞はもちろん「アニメ」的にはその後の「解放」のための
「ため」になるはずでそのあたり踏み台としては
あの小物のユウジ兄さんで充分であったとおもう。
ただ、この後だよね、この状況をいったいどういう「創意と工夫」で
ひっくり返すのか、分かり易い「長所・短所」がない当作品では
そこが非常にウェートがかかるわけで、この真面目さは
最近の「ぬるっと」した作品群の中では貴重なものかもしれない。
戦姫絶唱シンフォギアGX 第8話 向き合う勇気 △+
「果たされるべき理想と責任」を巡って相違や紛糾があるのが
「拳で解決できることは少ない」ってことのようで、リアル
そしてそのあたりに「世界の悪意」ってものをもぐりこませることもできよう。
そのあたりの仲裁を「シンフォギア」っちゅう完璧だけど不安定な
「歌」を主題にした作品に託しているのがよくわかる1話だったかと。
きりちゃんとしらべちゃんを迎えに来て叱っている指令とクリスちゃんが
完全に旦那と若奥さんだったなw くずみたいな親もいれば
こういう立派なのもいることに救われるということだ。
WORKING!!! 第8話 ミスティック・シュガー △(+)
おにいちゃんは厳しいけど
山田母がワグナリアのみなさんに「ご迷惑をおかけしました」って
かぼそい声でも言っているのが、事情が分かっているとすごいことだ。
ゲスのように勘ぐると「吃音者」のような印象だね、ニコラスさんのように
そしてそれを「翻訳」できるのが山田兄の兄たるほとんど唯一の由縁だろう
でもその分、山田(妹)は「妹」として受けられる愛情が不足していたかもしれない
ともおもえるねえ、古びた言葉でいうと「不憫」ってやつだ。
ともすれば「お涙ちょうだい」的ないやな流れになるのだけど
それが「まんが」の中で見られうる微妙な距離が保たれているとおもう
その「なんやかや生きてる」っていう「ふいんき」の現前性。
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