アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON
第23話 Glass Slippers. △++
「シンデレラは遅れて舞踏会に行くもの」と相場は決まっているけど
「新世代」としてはその遅れていくシンデレラの不安に焦点をあてるのが
まあ現代的な「おとぎばなし」の適切な態度とはいえよう。
よー考えるとしまむーは当作品においてずーっと放置されてきたと
いえなくもないわけで、嫌なハナシだけど涙を流してようやく一個の
キャラクターとしてちょっと深いところで受け止められたような印象
まあでもしまむーだけじゃないよね「1クール」っちゅう縛りの中で
キャラが立たずに使い捨てられていく娘がごまんといるわけで
しまむーはそういう葬られた娘達の叫びを代弁しているといえんくもない
ただギリギリのとこだったね、ほんといろいろな意味で。
クオリティが高いはなしなのに自分で自分を追い詰めていくのがこの
「アイマス」に課せられた「魔法」の「対価」なのかもしれない。
Charlotte 第12話 約束 △+
How do you do ?
「全能力者の能力没収しかも期限付き」とか大きくでましたねえ
いやでもここまでデカいふろしきだと逆に省略ができるのか
肥大化した物語の始末をするのが主人公ってもんだわな、古典的だけど。
仲間や妹とのじゃれあいは流石に長年やってるだけあってうまいもの
できれば1話ぐらいかけてじっくりとリハビリをはかりたかったけど押してるからね
逆に友利とはこんぐらい短くてサッパリしているのがよい
「謎の少女がヒロイン」って概念と随分長い付き合いだった
ビジュアルアーツが出してきた、ウェットじゃなくてフレンド的な関係だけど
想うところはあるっていうそういう現代的なヒロインといえよう
もしかすると彼女に逢うための旅、だったのかもしれん。
監獄学園 プリズンスクール
第11話 エリンギ・ブロコビッチ △++
「情が移ったのじゃなくて?」って言葉は別の人にかけるべきでしたなあ
ガクトが悲鳴をあげるたびに笑ってしまうねえ、アンドレが痛い目にあっても
面白くないのね、あいつは喜んでるから、つまらん。
キヨシと花さんの「主導権争い」の空気は異常なリアルさやな
いや、馬鹿馬鹿しいのは重々承知なんだけど、なんだろう性器を
晒しあったもの同士の異様な関係性みたいなそういう空気
そういう小学生とかが「やらかした記憶」がハナシとして現前している凄さ
女性器が「メデューサー」のように見えるなまなましさ
オトコノコによって「滅茶苦茶」にされるオンナノコの気持ち
そういうのが「遮光」されることなく現前していることがまあありがてえことです。
干物妹!うまるちゃん 第11話 うまるの日々 △+
うめなぁ♡
食ってばっかりやなwでもこっちの腹はすかない
ポテイトとかスイーツとかあんましこっちの食欲を喚起するものでないし
また、そうしたいわけでもなくそれに伴う「笑顔」が見たいわけで
海老名ちゃんはまさしくそういうお兄ちゃんの気持ちを
見事に理解していたかとおもう。
うまるちゃんの脳内会議で一匹だけお兄ちゃんの為に何かを
買おうとする奴がいて、そいつの意見が通るのがうるわしいね
これぐらいの割合で存在するのが適度だとおもうし
有象無象の「多数派」の意見がたったひとつの正しい意見によって却下される快感がある。
下ネタという概念が存在しない退屈な世界
第12話 下ネタよ永遠に とま○め △+
私は下ネタになりたい
「たかが言葉」でありながらみんな気をつけている
っていうのが「隠語」や「下ネタ」であって
その秩序をブチ破るってなるとそれだけでその人は一定の覚悟を
しなければならないってところはあるね、それこそ何かの「使命感」の
ような何かがないと、やっていられないかと。
まあでも「言葉」も「裸」も一回晒してしまえばお終いだからね
本当に感心すべきはその持続力と下ネタに対する「愛」なんじゃないのか
何にでも下ネタに変換する綾女、何にでも本のネタにする早乙女先輩
奥間きゅんの為にモンスターになるアンナ先輩、その「愛」のひたむきさが
「抑圧」された世界において美しいもののように見えるね
最後「秘宝館」か、いいところをもってくる。
きほん秘宝館のブツを見ても興奮したりはしないのね
ただ、コレを見て、作りだした人達に対する「自分と同じいやらしい人間」
という同胞意識が時代を超えてつながるってのにロマンがあるわけで
そういう「健全な精神」ってのに触れていたような、そんな気がする
ただの勘違いかもしれないがw
モンスター娘のいる日常 第12話 モンスター娘たちのいる日常 とまとめ △+
あれですね「年齢・体型どこまでならOK」的なオトコノコの趣味を
マンガ的に拡張したのが当作品といったところで
まあ主人公の公人クンの「許容範囲」の広さは実際におつきあいしたことのない
童貞の元中二病的なそれといっていいのかもしれないねえ
お色気コメディアニメーション的には笑っていればいいのだけど
さて、「素」に戻ってどの娘までならOKとか考え出すと結構やばいかもしれん
まあ逆に言えばそういうのもやんわり着地できる「アニメーション」として
本領を発揮していたともいえなくはない、ダーリンはその主人公にして象徴かと。
「脱皮」とか「産卵」とか結構攻めてたよなあ、そういう「MON」としての
あり方が従来のおっぱいアニメとは一線を画していたかとおもう
ここまでではないけれど女の娘と付き合ったりするといろいろ「生物」として
違うところがあるのがわかって驚くってのはあるよね
「モンスター」である以前に「娘」ってだけでそれは異形で
不思議にみちみちているものなのだ。
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