意志のなかにいる

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星屑のくずとなりて君に恋しつづけよう(アニメ感想)

2012-04-04 00:11:33 | アニメの感想(2012・春)





あの夏で待ってる 第12話「あの夏で待ってる。」 とまとめ ○ 







君と出会えたそのよろこび







青春ものとして、そしてアニメーションとしてのバランスが
絶妙だったかと、その間を繋ぐのは「宇宙」という設定。
描きたかったのは青春だろうけどそれを「青春!」ってストレートに
描くのは困難がいろいろあるからそこに「宇宙」が登場するワケなのね
これはハナシの都合を埋めながらアニメーションとしての楽しさを提供したり
あるいはチープな感傷ものになる面を予防してるってとこもある。
機能的なとこを挙げたけれどその設定を犠牲にしているワケでなく
その取り扱いは慎重、なるたけ自然に受け入れられるよう持っていこうとしている
それはちょうど「宇宙人」を受容する態度ともいえるかもね。
こんだけ丁重に扱われれば「いつの間にか好きになっていた」って
言われても納得がいく、そう皆さんがめいめい恋しちゃっていることも
しぜんと受け入れられるのね、ついでに裸族もMIBもそして宇宙人も。
こんな感じで余計なことを考えずに若人を視ていられたのは楽しかった
まあ特に柑菜かね、彼女が一番泣いて笑って走っていたから。













キルミーベイベー 第13話  きるがみーしてべいべする とまとめ △(+)







Baby please kill me 「softly」





ソーニャちゃんがやすなをしばき倒し続ける1年で
内容の説明は終了してしまうのだけどw
のんびりした4コマで格好をつけるにはこんぐらいやらないといけないってことなのかもね
いや、そもそも「オチ」をつけるためにボケる側は不死者とかにして
死ぬようなツッコミばっかりになってしまったのが現状の業界なのかもしれない
ネタが面白ければそんなことをしなくてもいいのだけど
面白いネタを出し続けられるのは天才の偉業だからねえ
新井里美さんとかチョーさんをナレーションで使うのはあざといっちゃそうだけど
その人達を抜いたらどんだけ退屈だったのかって考えると
まだいた方がマシではあったろう、まーこの名手のお二方を使って
何か面白いことができたらいっとうユカイだったのは間違いないけど
けっきょく一番面白かったはなしはナレーションの2人が
エキストラで一番出張っていた回だったのだから。
一応言っておくと別にやすなやソーニャちゃんの中の人が
どうのこうのってワケではないです、むしろ好演だったかとおもう。












アマガミSS+ plus 第13話  橘美也編 オンセン とマトメ △








まあ風呂回だからねえ、何も言葉が無いよ(笑)
変態紳士の望みは我等の望み、我らの望みはすなわち彼の望み

ハナシ的には梨穂子のとこと七咲のとこが印象深かったかな
「その先」ってのが描けていた気がする
あんまし学校の中にいなかったのが良かったのかもしれない
学校が出てくるとどうしても「変わらない何かって」感じがあるから
まあ、それがいいのだろうけど。










パパのいうことを聞きなさい! 第12話「世界で一番パパが好き」とまとめ △+ 








手と手をつないで帰ろう いっしょにお家へ帰ろう





あの四畳半の共同生活は小鳥遊の本宅でいっしょに生活するための
研修期間だったみたいな印象になるなあ
ま、試験としてはじゅうぶんだったような
ただアニメーションでまで試験を視聴したいかっていうとね
両親を突然亡くすってのは充分な試験というか「試練」だけど
まるまる1クールしめっぽいハナシをすることを覚悟せにゃならんね
失礼だけど「迷い猫」のような展開を期待していた人は
足下を掬われたのではないかねえ
あああと「ロ研」の人達(特に部長)がハナシにからみづらそうだった。
何とかハナシにからめようと努力した跡があったけど
「部」として何が出来たかというと、ねえ
大きな無駄が発生してもいいような余裕は彼らの生活にも
1クールのアニメにも無いのではないかな










ペルソナ4 第25話  We Can Change The World とまとめ ○






最後は「みんなの力を分けてくれ!」を始めとして
ラストの定番展開がてんこもりですね
でもまあここまでキッチリ出してきたのはひさしぶりかもね
2クールかけて築いてきたものを全部ぶつけた感じ


しかし毎回コンスタントに笑うところは笑わせてもらったよなあ
楽しい思い出がいっぱいあるのは岸誠二監督らしいね
それが積み重なって最強のチカラになるというのがまあ正しすぎるあり方だよね
ペルソナ3だと主人公がだんだん孤独になっていったような印象がある
勿論どっちが駄目ってワケじゃなくてあり方の違いなだけだけど

今、1話目の鳴神君が街に来たときの表情と最終話の街を旅立つ時の
彼の表情の違いを確認してました。
トリニティ・ソウルの慎君は確認する気がわかなかったので
そういう所も個人的にちょっと救ってもらったのかもしれない










妖狐×僕SS 第12話「二人になった日」 とまとめ(M) ○






「半妖」設定をあんましドタバタにもっていかずにシリアスな方向にもって
いったのに功徳がありますね、「フルーツバスケット」なんか想記しますな
他にも「孤独」をキッチリ描いてみたり、コーヒー一緒に飲むのに
異様に時間をかけてみたり、他のアニメとは随分違う空気はあった
まあそういう時間が限られる状況で出来ることっていったら
「1人ぼっちが2人いっしょになる」ぐらいのことだよね、そしてそれで充分ではある。
御狐神に告白めいた手紙を間違って送ってしまった言い訳にいろいろ思案したあげく
本当に告白することしか出来なかった不器用な凜々蝶さまがまあ愛おしいです
ガキんちょにイチャついてるとこをからかわれても2人の世界を続けるとこがまあ
「あの夏」よりも愛情の深さを感じさせるというところですね
普段なら「バカップルめ」って毒づくとこだけど、もう他人じゃないからね
それだけの情を感じてるわけで、それは彼らをゆっくり丁寧に眺めてたからこそ
醸造された感慨ではある、それはせわしないアニメばっかり視ている現状では
得難いものではあった。







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