意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

時は流れ過ぎ去るもの 一人一つの砂時計 (アニメ感想)

2018-10-03 00:26:41 | アニメ感想2018年・三季







ハイスコアガール 第12話 ROUND 12 ととりあえずのまとめ △++







CONTINUE?






夜中に「大運動会」たぁ意味深ですわな
「こんやはおたのしみでしたね」ぐらいの謎。
春雄と大野の間にはいつも「ゲーム」があって
それによって「壁」がフリーパスで通り抜けられちゃうから
男女のあれやこれやっちゅう男共には面倒臭い「過程」を
すっとばすことができるわけだ、むしろそれを愉しみながらだ。
ただし日高さんがそういう「代価行為」っちゅう幻想を破るのよねえ
彼女自身も「ゲーム」が上手くて、男女の仲としてもまんざらでもなくて
でも「あなたの一番」ではないのがたまらなくて
「異性として好きなの!」ってはっきり言ってしまうという。
このおはなしは「三角関係」のような単純な図式から逃れつつ
「遅延」のたるさも持たないという複雑なうまみを有する作品に
しあがっているとおもう、それは「ゲームを扱った漫画」として
「依存」しながら脱却しおうせているまことにレアな作品ともいえる。











アンゴルモア元寇合戦記 第12話  一所懸命 とまとめ △+







敵より味方の方が圧倒的に死亡率が高いから「悲劇」にひたれたよなあ
でもまあ「歴史」だからね、そこに逆らうのはオカリンに任せよう。
しかしまあこう言っちゃあれだけどそこまで「悲壮感」ではないのよな
槍で突かれて刀で斬られるまで人は自分が「死なない」とおもっていて
そして実際に致命傷を負うまではそこそこ明るかったりで
そういう様が「リアル」だったような気はするね。
文字通り「生き残れば勝ち」で、もうあとは全部奪われたからねえ
そうこのおはなしは「魔法ビームで消滅」なクリーンで現代的な殺人ではなく
「いくさ」にまつわる人間の「きたないとこ」も「きれいなとこ」も
7日間の内に見事に描ききった作品として記憶すればいいのだとおもう
しかしまあこれだけ視聴者に媚びることもなく「一所懸命」をつらぬくとは
まこと武士の魂ここにありといえよう。










ぐらんぶる 第12話 オトーリ とまとめ △++







バカテスから「クラスメイト」と「召喚試験」を抜いて
「先輩」と「色気」と「アルコール」でじゃぶじゃぶにしたのが当作品
ってとこですかね、ってそれだと只の「バカ」なんで
たまに酔い覚ましに海に潜る、といった次第。
つまりは「酔っ払って裸」か「醒めてる」状態しかないってことで
中間の「つまらない日常」がないわけで、確かにこれは人生で最も
浮ついた気分の時はこういう感覚だったかも、ともおもえる。
そうでありながら「ラブコメ」として女性陣との付き合い方が
凄い理性的だよね、基本は楽しく一緒にいていいところは
オトコノコしてるっていうとてもクリーンな関係をつらぬいている
「高校生」だったら制御が効かなくなりそうなとこを
「大学生」として自分達で律してかつ「たのしい日々」を送っている
ってことなんかもしれないね、このおちんちんワールドの男共はw









ゆらぎ荘の幽奈さん 第12話 ゆらぎ荘と幽奈さんと とまとめ △+







ほら、高校生でかつモノノケ庵だから、制御なんて効きゃしねえw
でもまあいんすよね「桃色タイフーン」で。冷静にパンチラとかしても
あんましボッキしないのよね、だから当作品は異質ではなくて
逆にマンガ的にきわめてスタンダートなやり方でやっているということだ。
まあでもこの「マンガ的な」やり口は「好感度」の上昇に果たして
どれぐらい説得力をもつのか、ギモンではあるわな。
「妖怪退治」的なあり方は見栄えがよいのだけど「マジで惚れる」か
どうかってーとおじさんにはわからんわけで
まあ、オンナノコをひん剥く為の方便に何をムキになってんだっちゅう
ハナシなんだけど、1つくらいは「設定」と「感情」が噛み合った
うまーいハナシがあってもよかったとはおもう。










はたらく細胞 第13話 出血性ショック(後編) とまとめ △++








なんでしょうねこの「政府公認教育素材」的な雰囲気は
でもそれが上手く機能しているね、なにせ「細胞」なんで
基本的にはどんな状況でも必死に働くのみで
それは「国家」が「国民」に望みがちな理想の姿ではあろう。
うまいのはそれが「個人」ではなく戯画化された「細胞」なんで
端的に描くと「BLACK」になっちまうから
仲良くしてたり、過去があったり、いろいろと肉付けしている
というとこで、何より「外敵」がいてそれと「戦う」ことにより
内部で争いがないのがまことに都合がよかったりするわけだ。
しかしまあ「個人」が単なる一細胞(セル)とすることを
よしとしない風潮が高まっている当邦においてこのひたむきさに
好感をおぼえるというのは矛盾しているようにも思えるね
まあ、一個人が逆らっても社会はビクともしないが
細胞はサボタージュしたらあっというまに(世界が)死ぬからねえ。










PERSONA5 the Animation 
第26話 I won't let it end here とまとめ △+







2クールかけても終わらないのだから原作ゲームが相当
ボリューミーってことなんだろうねえ。
「囚人の回想録」って体裁をとっていたのは時々の説明と
ともすれば散逸しがちな視点を少しでも定まりよくするため
ってのもあったかもしれない。
序盤は「学園もの」らしく「青春と友情」って感じで
これは今までのシリーズらしい展開でまとまりがよかった
で、「社会(オトナ)」との戦いが当作品で挑戦する部分だ
それがどんどん厳しく、またややこしくなっていたのは理解できて
それと共に「ゲーム」としての爽快感がアニメでは感じにくく
なっていたってのはあったかもしれない
また、今まではかなり掘り下げられていた「仲間」の成長面も
おざなりではなかったにしろ完璧でもなかったかとおもう
確かにこのおはなしは「あと6話」ぐらいないと上手くまとまらなくて
そういう意味では正当に「未完成」な状態なのが現状なのだとおもう
そのもどかしさ。











はねバド! 第13話 あの白帯のむこうに とまとめ ○









「どの娘を見るか」ってことなんよ。主人公の綾乃からはじまり
なぎさ、北小町のみんな、薫子ちゃん、コニー、そしてまた綾乃に戻る
という目まぐるしさ。いや別に綾乃から視点ズラさなくてもいいのだけど
それだけだともったいないキャラクターの魅力と綾乃の「闇堕ち」っぷりだったからね。
ただまあこれだけだとネガティブなハナシなんだけど「スポーツ」
として考えた時にこの才能の横溢さによる不遜と不幸は
じつに納得がいくハナシではあるのね、そしてそれがよい対戦相手に
よって癒やされ、そして昇華していったのがスポーツものとして
最上の結末を迎えたような印象をおぼえるわけで、まずは見事としか
いいようがない内容だったとおもう。
しかしまあ馬鹿みたいだけどバドミントンってなあ「早い」競技ですねえ
そしてそう感じさせるぐらいに当作品の試合シーンは洗練されていたわけで
アニメーションはいよいよ「ぬるぬる動く」から先の何かを
提示するようになった、ということなのかもしれない。











コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 右に譲ろうとしたら相手も右... | トップ | アニメ感想2018年・三季... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アニメ感想2018年・三季」カテゴリの最新記事