意志のなかにいる

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メモリーカードが銀英伝に占拠される (アニメ感想)

2019-12-15 21:29:45 | アニメ的感想2019年 冬






ライフル・イズ・ビューティフル
第8話 バトルフィールド・イズ・つつが △+







当たり前だけど「全国大会」なんでたいがい移動がある
学生時分で越県するのも滅多にないだろうからそのちょっとした
興奮がこの「ガチすぎない」はなしではうまみがあるかと。
移動中に強豪校とかと出くわすのがお約束ですわな
まーったくイベントもなかったけどあったところで
実際の試合が盛り上がるわけでもないというかむしろ邪魔かもな
とにかく「緊張」とうまく向き合うのが好結果とつながるんで
このおはなしはがんばって「のほほん」としようとしているように見える
でもまあ「力を抜いたおはなし」を描くのにも力を込めないといけないから
作り手側もむずかしいかもね、ギャグマンガも書いてるときは笑ってない。










GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2
第10話 見果てぬ夢 △+







「歴史をねつ造する」とかそんなに屈辱的な歴史だったんですかねえ
なんかよくわからんよね「強力な力」と「過去の改変」のつながりが
そりゃまあ軍事力があるほうが「オレのやってることは正しい」と
言いやすくはなるけど、一方でそういう輩は学術的な連中とは
ソリが合わないから、頭のいいそいつらが次々真実を見つけて
世の中に発表しようとするし、それを弾圧して、ってのが一連の流れ。
まあグラン達は「冒険者」として「小さな真実」とともに生きている
ってことなんだろうね、それは「ゲーム」っちゅう「自分の物語」
ではほとんど大勢を逆に占めるありかたではあろう。
ラカムとノアの関係性は「貸し借り無し」ってかんじだわな
つまり「強制」された救助ではないということだ
「忘れて」いたのはラカムがとっくに「夢」を叶えていたからかもなあ
むしろ今やや安定期に入ってきたとき、ふとそれを想い出すっちゅう
ちょっと大人のハナシを今しているわけね、ラカムらしいっちゃそうだ。









ハイスコアガールII 第23話 ROUND 23 △+








今回は、っちゅうかこのおはなしでは「ガイルさん」や「ザンギエフ」とか
ゲームのキャラが登場人物と同じぐらい重要なポジションなのね
というのも当たり前で、言っちゃ春雄も大野も同じ「キャラクター」だから。
この「心の中の別人格と語り合う」ってのは物事を客観的に見るのに有効で
そしてそれはゲームを猿のように本能でプレイしている連中とは違う
「人間」としてちょち高度な部類の行為になるとおもう
しかしまあ「恋愛」っちゅうやや「本能」に属する行為とは「矛盾」が
あるような気がしないでもないわな、あるいはこういう「ゲーム」っちゅう
人間しかしない高踏遊戯に打ち込むものたちこそが「現代人」のリアルな
恋愛観を描いているのかもしれませぬ。









Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-
第11話 太陽の神殿 △+







なんかばったもん外国人みたいな女神がきたw
とりあえずハナシが活気づくから当邦の物語では重宝されてるよねえ
パツキンで乳がでかくて、言いたい放題やりたい放題っちゅうのは
「空気を読む」国民としては向かい側の理想の彼女ってとこだ。
「度胸を見せる」って試練を突破ってカタチはまあ「生け贄」てきな
行為としては意味ないけど、それゆえに意味がある的ななんかだな
最初から「試してる」ようなフシがあったから正解っちゃ正解だね
ただし命がけでそれに応えなければならないのだから、こう複雑なとこだ。
なんかこう「太陽の女神」をくどいて味方にし続けているねえw
まあ女神を敵に回すアホはいないわな、力関係がうんぬんちゅうより
本当にまったくもっていいことが一つもないからだろう。










PSYCHO-PASS サイコパス 3 第8話 Cubism とまとめ △++








またぞろ「ひき逃げ野郎の犯罪係数が小さかったから免罪」とか
くそシステムのハナシがちらっとでて、折角今回は気持ちよくまとめ
られそうだったのに、トゲがささった気分
何が嫌って「理不尽」の扱いが「簡単」になることなのね
さらに嫌らしいことにその「嫌悪感」が作り手側が「コントロール」
してる「造られた嫌悪感」ってところだ。
インタビューを通して個人の事態がバラバラに進行するのが
ここまで力強く物語を進めてきた当話ではおもしろい差異
あるいは灼と炯がちぐはぐな現状を表現しているともいえるか。
とはいえ「刑事のコンビ」とか、「ビフロスト」とか「外務省」とか
新しい要素が沢山あって、「管理社会」に対する閉塞感を
まるで感じさせない開放感が当作品にはあったとおもわれる
勿論その「自由」はぼんやり維持されているのでなく
様々な突き合わせと闘争の内に成り立っていることを動画として
見事に処理しながら証明しているところに当作品の存在意義があるといえよう
とまあ今回はこんな感想だけど、ちょっと一点ワタクシいつも
シビュラシステムを「くそシステム」って嫌悪してるんだけど
まあ一方でたぶん大勢のヒャッハー達の行動を抑制しているんだろうなあとも思われ
また今回の「移民」を巡るむつかしい状況でくそシステムを
一方的に悪者にするわけにもいかず、立場がちょっとシビュラ寄りに
なったという自分の変化に驚いている次第です
ある作品が自分のあり方を変えるってのはそうないことだ。















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