ゴールデンカムイ 第35話 罪穢れ △++
流氷の上で死闘が繰り広げられるのが厚いねぇ
本来は海を隔てて離ればなれなモノが氷を通して
つながるっちゅうことの最高の状況っすわ。
追うものと追われるものが引き絞られた弓が放たれたように
出くわした途端に戦闘状況になるのがなまなましいね
そこの男共の行動の素早くて正確なことよな
アシリパと尾形の関係が試されるのが戦闘よりも見物かもしれん
旅を共にして、一緒にヒンナヒンナしていても時が来れば
武器を向け合う仲ってのが、こう当作品らしい「からさ」で
「うまさ」だと思うね、っちゅうか尾形もようやるよな
で、ここまでやっておいて最後は「おしっこ」でオトすのが
まああきれ果てるよw しかし杉本と白石、そしてアシリパが
3人揃うってことはこのハナシの最も基本的なカタチであるということか。
無能なナナ 第11話 見えざる刃 PART2 △+
探偵と犯罪者が一時的に共闘
そうホームズとモリアーティが共同捜査しているように
「人類の敵」っちゅう極めてうさんくさく曖昧な要素を
ようやく調査しだしたってあたりでそこまでは
少年誌てき展開なのだけどナナしゃんはもう大量に
クラスメイツをぶっ殺してるからねえ
そういう「知性」に対する不信感を知性的な主人公が
反論的にやっている、という一点だけで見物になっているかと。
くまクマ熊ベアー 第11話 クマさん、烏賊(?)と戦う △+
街の諸問題を全部主人公単身で解決するとか、イカにもよな
今回は相応に「苦戦」しているのだけどそれは
ユナが命を賭けて「闘争」しているのではなくて
一方的な攻撃が「弾切れ」するかどうかの勝負で
そこがまあ「RPG」てきなノリのようなかんじだ
しかしまあ「力業」が通用するのならそれにこしたことはないわな
なにせ「現実」はそれが全く通用しないことのほうがずっと多いのだから。
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
第11話 ロード・トゥ・ベルリン △++
パットン大戦車団
しかし本当にやるとはねえw
当邦のメディア作品はいわゆる「現代兵器」ってのは
「斬られ役」になっていて、いうなら「人間と魔法」が主体で
まあ仮構のオハナシの極めてありがちな逆転現象なんだけど
当作品はそこから「ネウロイ」っちゅう「敵」がその
「現代兵器」を模して手強い敵として立ちはだかり
そしてそれに対して「現代兵器」がさらに対抗すべく
用いられるという循環した表現になっているのが興味ぶかいかと
あと主人公の芳佳ちゃんが一介の「衛生兵」 になって
戦争に参加しているのがさらにその状況を後押ししてるね
チートくさい「主人公」にハンデをつけることによって
当作品は「戦争」のかおりを充分に帯びているといえよう。
安達としまむら 第11話 月と決意と 決意と友と △+
「時を経てもずっと一緒」とか甘い考えを「進級」ひとつで
ぐずぐずになるのがまあ当たり前だけど、生菓子のあじわいですわな
樽見もそうだけど関係の維持にもある程度の積極性は必要で
そういうのが生々しく分かるのが青春ってやつですわなあ。
文学のテーマとしてもじゅうぶんだけどそこでラノベ的に
「お助けキャラ」がくちばしをつっこんでくるのがらしいね
トンチキなことばっかり言ってるけど気合いだけはじゅうぶんで
そしてアダチ・サンに必要だったのはただそれだけだった
っていうのがかなめだったかと思う。
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