意志のなかにいる

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ほろびこそ わが よろこび。 しにゆくものこそ うつくしい。 さあ わが うでのなかで いきたえるがよい! (アニメ感想)

2024-09-30 23:22:13 | アニメ感想2024年転






異世界失格 第12話 今度こそ絶対死にたい とまとめ △+





君の知らない物語




 「心中」とかまったく流行らない概念になったよねえ
いや、「自殺」は令和の今も当邦では何万もやっているけど
果たして世に絶望した男女が共に死のうとする行為を試みる
カップルが現代に存在するのだろうか、はなはだ疑問ではある
となると、「異世界転生」っちゅうきわめて現代的な
命の投げ売りと「昭和」の命の投げ売りがここでは邂逅
しているといえなくもないわな。
当たり前だけど「作家・太宰治」は戦闘力ゼロでかつやる気もゼロなんで
「この世界」の人がなんとか生かすしかないわけで
「転生者の送還」とかの「能力」は後付けで、ようは
「作品」が「破綻」しないように世界の強制力で「太宰治」っちゅう
実在の大センセを着地させようとする試みだったのかとおもう
この「ハナシの都合で無理くり生かす・殺す」っちゅうのは
まさしく「物語」のかかえる最たる矛盾で、有意の作家「太宰治」は
そこに風穴をあけたかったのだとこう解釈して間違えておこうとおもう
しかしあれだねこんな破滅趣味のオトコをなんのかんの
介護しようとする女性がいることがいちばんの不思議ではある
どっとはらい。







ダンジョンの中のひと 第12話 ダンジョンの中のひと  とまとめ △++





ダンジョンの中の人の飯




「ダンジョン」ちゅうのはわれわれが想像(創造)しうる
最もちいさな「箱庭」なんだろうねえ
今更現実の「世界」とか個人の身で理解し、想像しようにも
あまりに巨大で、競争がはげしすぎるものね
とはいえ箱庭でも世界は「世界」でそこでの生成物理法則を
演算するだけでも巨大ななにものかになるのは確かだ
そして当作品はそれを最大限理解できる範囲でクレイっちゅう
「新人」にやさしくレクチャーするのがおもしろかったとおもう
クレイさんも「新人」としては破格の有能さだものね
そういう「仕事」と「人」をとおして「世界」とぴったりコミット
するたのしさが当作品のうまみだったかとおもう。






この世界は不完全すぎる 第13話 沈黙の悪魔(サイレンス) △++





ちょっと前にやってた神様とゲームするハナシより
よっぽどマトモにポーカーしてて草w
「内蔵」賭けてるのが某福本まんがみたくて面白いね
っちゅうのも「VR」の世界だから痛くも痒くもないのに
「抜けられない」から、真剣勝負にならざるをえないという
そしてだからこそ「バグ」 とかあったら激おこするというのがよい
これは「ギャンブル」やってる人ならすぐ分かることだw
しかしまあこの作品「ゲームだけどゲームでない」てきな
ありがちな設定なのに、その取り扱いのうまさで
じっくりとした質感があるとおもう、ゲームなのにな。







グレンダイザーU 第13話 美しきこの地球のために とまとめ △+





このおはなしはデューク・フリードっちゅう高潔な主人公を
何とか怒らせようとするハナシだったわな
すぐれた人物を何とかおとしめようと侮辱したり暴力を
くわえようとする輩は後をたたないので
その彼に「グレンダイザー」っちゅう「制裁装置」を
もたせるのは「軍事」における永遠のジレンマにふれているといえよう
そして「陰の主人公」として甲児くんとマジンガーっちゅう
スーパーロボット・オブ・スーパーロボットの化身に
抑止させるのがよい展開だったかとおもう
そして「人型の機械によるけんか」は「ミサイル」のような
無粋な兵器よりも格段に人間が争いをやめるのに視覚的効果が
あるなあなんて思った次第。





 
天穂のサクナヒメ 第13話 天穂のサクナヒメ とまとめ △++





 ラスボスバトルでやること1話でいっぺんにやったねえ
生き返ったり、死んだり、また生き返ったり
生々流転で「神」のあり方としては正しいかもしらん
一方で地道に「耕作」もしていて、この時間は
納得がいく歩みで、この須臾と永遠をめぐる時間の
あつかい方が「神」と「人間」と「米」を通して
理解できたというわけね、それを「ゲーム」として
おこしたのもまあ凄いわな、アニメーションはそれの
別の時間の伸縮のたのしみだわな、そこでは
「敵を打ち倒す」よろこびよりも「時を経る」ことの
たのしみがまさったような感触だ。







負けヒロインが多すぎる!       
第12話 俺はひょっとして、最終話で負けヒロインの横にいる
ポッと出のモブキャラなのだろうか  とまとめ △++





ちょっと付き合ってよ





このおはなし「いやなやつ」いないんだよね
主人公をのぞいてみんな色ボケしてるけどみんな「いいやつ」だ
そうじゃないだろ恋愛は戦争だろ! って言ってもいいけど
他の双子がどうとか5人でてくる姉妹やカフェテラスのハナシとか
ずいぶん仲良くやっているようにおもえるのね
もしかすると現代の若人は「そういう恋愛観」で
生きてるのかもしれないわけだ。
「メリーゴーランド」をのぞけばなんかこう「オトナのデート」
とはおおよそかけ離れたそれで「面白い」けど「ときめき」は
まったくないわな、まあ上がってくる写真を見てみんな爆笑
してたのしんでいるんだろうね、たぶんw
しかし傷心中のココロをなぐさめるのには丁度よい距離感ですわな
最高の到達点ではなくその課程をじっくり歩んでゆく
そういうたのしみで、そのなかで登場人物をじっくりと眺めて
さまざまな美点がみえる、というたのしみだ
そしてそのうつくしさに関しては相当なクオリティだったかとおもう
いうなら「最高」に「残念」ななにか。



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