経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (15)

2020-06-20 07:26:24 | なし
◇ 南米とインドで死亡者が急増 = 日本時間19日午前0時の集計。アメリカの死亡者数は11万7728人。増加数はやや減ったが、それでも4803人と多い。次いでブラジルとイギリスが4万人台。ブラジルの死亡者数はイギリスを上回った。イタリアが3万人台、フランスとスペインが2万人台。この両国は落ち着いてきており、特にスペインでは死亡者が出なかった。一方、インドは死亡者数が1万人を超えている。

世界的にみると、いま新型コロナ・ウイルスの猛威は最高潮に達している。感染者の総数は832万人、死亡者数は44万7000人に増大した。新規の感染者はブラジルをはじめチリなどの南米諸国、それにインドが中心。たとえばブラジルでは1日あたりの新規感染者が3万5000人。インドの1日あたり死亡者数は2000人を超えている。

第2波の脅威にさらされているのが、アメリカと中国。アメリカでは過去2週間のうちに、全米22州で新規の感染者が増加した。このためオレゴン州では規制緩和を停止、またテネシー州なども新たな経済活動の再開を見送っている。一方、中国では北京市で80人を超す新規の感染者が発生、一部の地区に封鎖命令が発動された。

日本の感染者数は1万8965人。死亡者数は954人となった。来週には1000人を超えるだろう。こうしたなかで19日には、ほぼすべての行動規制が解除された。その結果、感染者数がどの程度まで増えるのか。クラスター(集団感染)を中心に感染経路を追及する日本式の対策が奏功するのか、世界が注目している。

        ≪19日の日経平均 = 上げ +123.33円≫

        【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】   


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