◇ カネ余り時代の株価調整 = 株価は11月の上げが急ピッチだったため、さすがに一服した。ダウ平均は先週172ドルの値下がり。日経平均も99円の下落だった。だが高値警戒による調整にしては、下げ幅が小さい。これは株価が少し下がると、たちまち買いが入るからだ。要するに、カネ余り時代の調整は小幅になるということか。この調整不足が、今後の株価にどう影響するかは不明である。
新型コロナ・ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は衰えず、景気は二番底に落ち込む様相を呈してきた。このためECB(ヨーロッパ中央銀行)は先週、量的緩和の拡大を決定。国債などの買い入れワクを5000億ユーロ増大した。アメリカでもFRBが今週15-16日に政策決定会合を開き、同様の決定を下すかもしれない。その予想が強まれば、ダウは3万ドルを踏み固めることになるだろう。
日本でも、GO TO 政策の抜本的な見直しが行われそうだ。しかし日銀がこれ以上の緩和に踏み切れるかは、かなり疑問だ。さらにFRBが一層の緩和を決めれば、ドル安・円高が進みやすい。先週から外国人投資家は売り越しに回っており、東京市場がニューヨークに追随して行けるかどうか。
今週は14日に、12月の日銀短観、10月の第3次産業活動指数。16日に、11月の貿易統計、訪日外国人客数。18日に、11月の消費者物価。アメリカでは15日に、11月の工業生産。16日に、11月の小売り売上高。17日に、11月の住宅着工戸数。また中国が15日に、11月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪14日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
新型コロナ・ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)は衰えず、景気は二番底に落ち込む様相を呈してきた。このためECB(ヨーロッパ中央銀行)は先週、量的緩和の拡大を決定。国債などの買い入れワクを5000億ユーロ増大した。アメリカでもFRBが今週15-16日に政策決定会合を開き、同様の決定を下すかもしれない。その予想が強まれば、ダウは3万ドルを踏み固めることになるだろう。
日本でも、GO TO 政策の抜本的な見直しが行われそうだ。しかし日銀がこれ以上の緩和に踏み切れるかは、かなり疑問だ。さらにFRBが一層の緩和を決めれば、ドル安・円高が進みやすい。先週から外国人投資家は売り越しに回っており、東京市場がニューヨークに追随して行けるかどうか。
今週は14日に、12月の日銀短観、10月の第3次産業活動指数。16日に、11月の貿易統計、訪日外国人客数。18日に、11月の消費者物価。アメリカでは15日に、11月の工業生産。16日に、11月の小売り売上高。17日に、11月の住宅着工戸数。また中国が15日に、11月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪14日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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