◇ 4-6月はほぼゼロになる公算 = 観光局の集計によると、3月中に日本を訪れた外国人観光客は19万3700人だった。昨年3月に比べると、93.0%も減っている。東日本大震災があった11年4月には62.5%減少したが、今回はそれを上回った。言うまでもなく新型コロナの影響で、3月上旬に中国人と韓国人の入国を規制したことが大きく響いた。その他の国からの観光客も、軒並み減少している。
国別にみると、アメリカからの観光客が最も多く、2万3000人。だが前年比では87.0%も減少した。次いでベトナムが56.0%減少の2万0800人。韓国が97.1%減少の1万6700人など。中国は1万0400人で、98.5%の減少だった。観光局によると、このなかには在留資格を持った外国人が日本に帰国したケースも含まれているという。
当然ながら、外国人旅行客による消費額もガタ落ちしている。観光庁の発表によると、1-3月中の消費額は6727億円。前年同期に比べて41.6%の減少だった。しかも4-6月は、これがほぼゼロになる公算が大きい。というのも日本政府が4月1日から、世界の主要73か国からの入国を拒否したためである。
したがって4-6月は、外国人旅行客はゼロに近づく。消費額もほぼゼロとなるだろう。昨年4-6月の消費額は1兆2673億円だった。それがことしはパアになる。そのうえ7月以降の状況も不確かだ。外国人旅行客を相手にしてきた宿泊業・小売業の窮状は、察するに余りある。政府や自治体が、支援し切れるのだろうか。
≪22日の日経平均 = 下げ -142.83円≫
≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
国別にみると、アメリカからの観光客が最も多く、2万3000人。だが前年比では87.0%も減少した。次いでベトナムが56.0%減少の2万0800人。韓国が97.1%減少の1万6700人など。中国は1万0400人で、98.5%の減少だった。観光局によると、このなかには在留資格を持った外国人が日本に帰国したケースも含まれているという。
当然ながら、外国人旅行客による消費額もガタ落ちしている。観光庁の発表によると、1-3月中の消費額は6727億円。前年同期に比べて41.6%の減少だった。しかも4-6月は、これがほぼゼロになる公算が大きい。というのも日本政府が4月1日から、世界の主要73か国からの入国を拒否したためである。
したがって4-6月は、外国人旅行客はゼロに近づく。消費額もほぼゼロとなるだろう。昨年4-6月の消費額は1兆2673億円だった。それがことしはパアになる。そのうえ7月以降の状況も不確かだ。外国人旅行客を相手にしてきた宿泊業・小売業の窮状は、察するに余りある。政府や自治体が、支援し切れるのだろうか。
≪22日の日経平均 = 下げ -142.83円≫
≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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