◇ コロナが重たい株式市場 = ダウ平均は先週248ドルの値上がり。終り値は2万6075ドルだった。振り返ってみると、6月2日から1か月以上にわたって2万7000ドルを下回っている。一方、日経平均は先週16円の値下がり。終り値は2万2291円だった。こちらも6月10日以来、ずっと2万3000円を下回っている。日米ともに、株価は膠着状態に陥っているようだ。
株価の頭を抑えているのは、言うまでもなくコロナ感染の拡大。株価を下支えしているのは、投資家の豊富な資金力だ。コロナへの警戒感で株価が下がると、活発な下値買いが現われる。上がると、コロナの悪いニュースが出て売られる。こうした構図が、ここ1か月ほど定着してしまった。
アメリカでは、コロナの感染者が300万人を超えた。このため多くの州では、経済再生への歩みがストップしている。期待された景気のV字型回復は、どうやらムリのようだ。また日本でも、首都圏を中心に感染者が急増し始めた。したがって日米ともに、当面はコロナの圧力が弱まりそうにない。ワクチンや治療薬に関する朗報でも出ない限り、株価の膠着状態はまだ続くのではないだろうか。
今週は13日に、5月の第3次産業活動指数。15日に、6月の訪日外国人客数。アメリカでは14日に、6月の消費者物価。15日に、6月の工業生産。16日に、6月の小売り売上高と7月のNAHB住宅市場指数。17日に、6月の住宅着工戸数と7月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が14日に、6月の貿易統計。16日に、6月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪13日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
株価の頭を抑えているのは、言うまでもなくコロナ感染の拡大。株価を下支えしているのは、投資家の豊富な資金力だ。コロナへの警戒感で株価が下がると、活発な下値買いが現われる。上がると、コロナの悪いニュースが出て売られる。こうした構図が、ここ1か月ほど定着してしまった。
アメリカでは、コロナの感染者が300万人を超えた。このため多くの州では、経済再生への歩みがストップしている。期待された景気のV字型回復は、どうやらムリのようだ。また日本でも、首都圏を中心に感染者が急増し始めた。したがって日米ともに、当面はコロナの圧力が弱まりそうにない。ワクチンや治療薬に関する朗報でも出ない限り、株価の膠着状態はまだ続くのではないだろうか。
今週は13日に、5月の第3次産業活動指数。15日に、6月の訪日外国人客数。アメリカでは14日に、6月の消費者物価。15日に、6月の工業生産。16日に、6月の小売り売上高と7月のNAHB住宅市場指数。17日に、6月の住宅着工戸数と7月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が14日に、6月の貿易統計。16日に、6月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪13日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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