◇ 3か月ぶりの大幅な反落 = ダウ平均は先週1505ドルの値下がり。3月中旬以来3か月ぶりの大幅な下落だった。先々週の大幅な上昇をほぼ相殺したから、6月に入ってからの値動きは“行って来い”の形となっている。高値警戒、景気の先行き警戒、コロナ警戒という3つの警戒が、下落の原因となった。したがって今後これらの警戒感が強まるか弱まるかで、株価の方向は決まってくる。
ニューヨーク市場では先週10日、ナスダック指数が終値で10000を超えた。3月の安値から41%も上昇している。グーグルやアップルなどIT関連の巨大企業が上場しており、コロナに対する抵抗力も強かった。株価はナスダックがスタートした1971年に比べると100倍になった勘定。PER(株価収益率)が100倍を超えた銘柄も少なくない。このナスダック指数10000乗せが、株価の高値感を意識させたことは否定できない。
日経平均は先週558円の値下がり。ニューヨークに比べると、下げ幅はかなり小さかった。下値を拾う個人投資家の動きが活発だったためだと思われる。ただ日本国内でも経済再生が進み、コロナ第2波への警戒感が強まってきた。と同時に景気のV字型回復に対する期待も、揺らぎ始めている。調整色は、まだ続くのではないか。
今週は15日に、4月の第3次産業活動指数。17日に、5月の貿易統計と訪日外国人客数。19日に、5月の消費者物価。アメリカでは16日に、5月の小売り売上高と工業生産。17日に、5月の住宅着工戸数。18日に、5月のカンファレンス・ボード景気先行指数。また中国が15日に、5月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
ニューヨーク市場では先週10日、ナスダック指数が終値で10000を超えた。3月の安値から41%も上昇している。グーグルやアップルなどIT関連の巨大企業が上場しており、コロナに対する抵抗力も強かった。株価はナスダックがスタートした1971年に比べると100倍になった勘定。PER(株価収益率)が100倍を超えた銘柄も少なくない。このナスダック指数10000乗せが、株価の高値感を意識させたことは否定できない。
日経平均は先週558円の値下がり。ニューヨークに比べると、下げ幅はかなり小さかった。下値を拾う個人投資家の動きが活発だったためだと思われる。ただ日本国内でも経済再生が進み、コロナ第2波への警戒感が強まってきた。と同時に景気のV字型回復に対する期待も、揺らぎ始めている。調整色は、まだ続くのではないか。
今週は15日に、4月の第3次産業活動指数。17日に、5月の貿易統計と訪日外国人客数。19日に、5月の消費者物価。アメリカでは16日に、5月の小売り売上高と工業生産。17日に、5月の住宅着工戸数。18日に、5月のカンファレンス・ボード景気先行指数。また中国が15日に、5月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪15日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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