魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

レックス・ゴライアス ピノ

2006年09月03日 | ワイン ~2020年
NV レックス・ゴライアス ピノ・ノワール(USA、赤、千円と少し)
(ラベルは先日のカベルネとほとんど同じなので、写真は割愛します)

ある意味貴重な体験です。
何たってヴィンテージがない!
ヴィンテージのないピノは初めてです。

ピノは単一品種で出るのが圧倒的なので、「素」を生かす意味でも
ヴィンテージ表示は当然あると思う・・・が!
そんな考えはニューワールドには通用しないのか?

でも逆に、安定的に美味しいピノを供給してくれるなら、
それはそれでいいかも知れませんね。

香りは明るい花のようなイチゴ、ベリー香。若干焼き菓子や揮発性も感じます。
味わいも明るく軽やか。気持ち甘さもあるので酸はピノとしてはやや穏やかに
思います。ピノじゃなくても安物のカベルネでもこんなタイプはあり?かも
知れません。しかし、ピノと確定しているだけで、美味しさが増すのは
「ピノ大好き人間」だからでしょうか。

先日のカベルネよりは数倍楽しめました。
この価格帯での(千円代前半)のピノはハズレばかりですが、これが
今までで一番楽しめたピノかも知れません。
でもあまりピノっぽくないので???

欲を言えば、甘さがほんの少しでも控えめなら半ダースは買うかも知れません。


ところで1ユーロが150円台だって!
ますますワインが値上がりしそうですよ。どうしよう!



コメント
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