魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

どんだび~? の赤

2007年12月16日 | ワイン ~2020年
2005 ドン・ダビ CS レゼルヴァ(ミッシェル・トリノ)
   (アルゼンチン、赤、カベルネ種、1500円弱)

若いので色は濃いです。
赤~黒までさまざまなチェリーの香りが入り混じります。
ブラックベリー、レッドカラントなどカラフルです。
カベルネだからといって、ボルドーっぽい(井戸のコケや鉛筆の芯、
シガーボックスなどが強く出ている)要素とは違って、スマートで
明るさもあります。

味わいは酸が美しさを出していて、実にスタイリッシュできれいです。
アルコール度数が14度あるにもかかわらず、感じさせません。
やはりきれいです。ダレたりもしません。

この醸造家はすごい技量だと思います。
そして、コストパフォーマンスの素晴らしさ!
この価格でここまで洗練されたワインは経験ありません。

こりゃ早く仕入れる必要があるかな~。
このシリーズはこの赤も、先日飲んだ白もかなり良いです。
期待してください。

他にもこのシリーズは試飲する価値と必要性がありますので、
また試飲してご報告いたします。


ところで、本日映画「地下鉄に乗って」(メトロに乗って)を観ました。
切なくなりました。泣けはしないけど、最高に切ない気分です。
必ず2回見たくなります。それを書くとネタばれになるのでやめますね。

常盤貴子、凄い役者さんです。岡本綾、魅力ありました。
なかなかの映画でした。



コメント
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