魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ホンダFCと愛媛FC

2007年12月23日 | ワイン ~2019年
天皇杯、ホンダFCすごかったですね。
仕事中で見ることができませんでしたが、Jリーグ優勝の鹿島相手に
前後半0-0 延長で敗れはしましたが、すごい健闘です。

ヴェルディ、レイソル、グランパスを破っての快進撃!

同じく愛媛FCもすごいです。
レッズや横浜FCなどJリーグのチームを撃破し残っています。

この両チームの快進撃はフロックではなく、実力があることを証明して
います。掘り出しものの人材も埋もれているかも?ですよ。


さて、天皇杯も気になりますが、ワインの発掘もしなければなりません。

2005 dA L.R.T リザーヴ
   (フランス、赤、千円台前半)

dAはドメーヌ・アストラックの略みたい。
L.R.Tはリムー・レッド・トライアルのことのようです。

つまりドメーヌ・アストラックがリムーの地で赤をトライしました~
ってことのようです。
セパージュはメルロ55%、シラー25%、CS20%。

深いベリー、クレヨン、ロウ、そしてスパーシーな香りも
ムンムンとします。

まだ若いので味わいは生き生き、そして尖っています。
時間が経つと少しなめし皮などのニュアンスも出てきて、優しくは
なります。旨味も内包され、タンニンとスパイシーな部分が多く
表れています。

まだ確かに早くて、まとまりには欠けます。しかし、価格のわりに
ポテンシャルはかなりしっかりとしています。

もうちょっと待ってこの当たり年が市場から消えそうな(06年が
リリースされ始めた頃)時に、買っておいて、さらに1年くらい
待ってあげたらかなりの見事なワインになっているかもしれません。
そんな感じを受けました。

安ワインって本当の真価を発揮できずに、もしくは真価を知らしめること
もなく、消費され消えていくのかもしれません。

JFLのチームや選手の中にも真価を発揮できなかったり、認めてもらえな
かったりすることもあるのでしょうね。

もう少し大きな眼で(舌で)見守って(飲み守って?)あげたい・・
そんなことを感じました。


コメント
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