魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

かの島の存在意義

2009年05月01日 | ちょっと怪しい
恒例の月末棚卸しをやっと終え、ほっとひと息。

安デイリーワインのコノスルシリーズもヴィンテージが変わった
ので、試しているのですが問題はないようだ。



軍艦島コンシェルジュ隊長の坂本さんよりの情報です。


軍艦島を世界遺産に登録するかどうかを検討する国際視察団が
訪れたニュースがあったけど、反応はいかがでしたか?
と尋ねてみた。


どうも外国人の方が日本人よりも反応が良いようだ、とこのと。

近くにあるものに、たいしてありがたみを理解し得ないのは
どこでも同じみたい。

遠くにあって、わざわざそれを知り、出かけて価値を見出そうと
する行為自体が(個人的にイベント効果と呼んでいます)、大切
で、きっとその価値を高めてくれるのだと思う。

世界遺産登録へも反応は上々のようだ。



本日夕方のローカル局の番組でも軍艦島が取り上げられていました。
坂本隊長も出演されていましたが、もっともっと世界的に知名度を
上げた方が良いでしょう。

観光地化を俗物的だと考える方も多いでしょうが、そうはいっても
我が街には観光産業は切り離せないのです。


ここまできた以上、もう降りないで、どんどん突き進んでほしい。
島の歴史、鉱山産業の歴史、退廃、人々の当時の生活やハート、
ノスタルジーや想い、そして廃墟の美学を世界に訴えてみるのも
アリかな?とも思う。


個人的には「ぜひとも世界遺産に」とまでは思わない。
でも注目を浴びて多くの人々に見て、知って、感じてもらいたい
気持ちはたくさんあります。


何よりも軍艦島を好きな人、行ってみたいと思う人、憧れる人、
そんな人達が、この島のことで結びつき、語らい合える、知り
あえる、それこそ最大の魅力であり、もしかしたらそのために
この島の存在はあるのかとも思います。

みんなで軍艦島を感じ合いましょう。

私はそれで十分に嬉しくて満足です。


コメント
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