魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

驚きの香り

2009年05月23日 | ワイン ~2020年
最近、毎日天気が気になる。

今日は波風はどうだろう?

軍艦島ツアーの方は上陸できただろうか?

なんて。


最近上陸ツアーの船会社も2社から5社に増えたそうで、
軍艦島コンシェルジュの仲間が次々と出撃しているようだ。

乗客20人に対して1人の救命介助士が必要なので、坂本隊長
ひとりでは不足してしまうのです。


夕方のニュースを見ていたら「軍艦島上陸ツアーの検証」と
題された内容を伝えていました。


アンケートでは「また来たい」と答えた方が6割以上いたのが
嬉しいです。なんでもガイドが良かったそうですよ。


「県内から」と「他県から」の割合は1:9だそうです。

ほら、地元のみんなは価値というか、ありがたみを分かって
いませんね。唯一無二の貴重な場所なんですよー。


そして何といっても一番の要望は「もっと奥の方が見たい」
でした。当然でしょうか。

安全管理上、難しさはあるのですが、名案が浮かべばもっと奥が
見られるようになりますよ、そのうちきっと。
そうなれば、さらにリピートするお客さんも増えることでしょう。

ただし、ひとつ条件があって、
「大きな台風さえ来なければ」
ということだと思います。
せっかく作った施設もぶっ壊すほどの威力で襲ってくるからです。


さて、私も出撃を間近に控え、家に戻っては軍艦島本を読んで
ばかりです。


でもワインの勉強もしなきゃ!ですよね。


久しぶりにお手軽白。


2007 モンカロ マルケ トレッビアーノ
(伊、IGT、トレッビアーノ種、白、700円程度)


白ユリなどの白い花、石灰、チョークなどの白い香りが
ぐんぐん出ています。

味わいはさわやかで軽快、かといって水っぽくもなく、
ちゃんと形があり飲めます。結構良いコストパフォーマンス
でしょう。安いのに悪くはありません。

バランス上、なんといっても驚きは香りです。
この香りは価格が2倍以上するワインのように思えます。
ちょっとした美しさ、品もあるのです。(2倍といっても
知れていますが)

しかし、安くても楽しめるって良いですね。
心の持ち方もあるのでしょうか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする