魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

出撃を前に

2009年05月24日 | ワイン ~2019年
明日(もう本日)は軍艦島コンシェルジュとしての初仕事をやります。


多分、お客さんへ直接話すことはないとは思いますが、万が一のために
今から何をお話しするか?を考えて寝ることにします。


軍艦島(端島)の魅力をどう伝え、どう感じていただけるか、さらに
満足度やリピートにも影響するので、緊張しています。

しかし縁あって大好きな軍艦島とのつながりが出来て、こんなお手伝い
が出来ることを感謝しながら務めてまいりますね。


ただ、天気はまずまずいけそうですが、波の状態だけはわかりません。
上陸できなかったら・・・・・泣く!



さてちょっと不安だけど、出陣のお祝いは、


2006 アルトス・ラス・オルミガス マルベック
 (アルゼンチン、マルベック種、赤、千円台半ば)


これはかなりやってくれます。
石油や揮発性のジワジワしてくる香りです。濃いプラムやレーズン、
ジビエや黒土、ジンジャー、醤油やオリエンタルスパイス、ニュア
ンスに溢れ、パワフルな香りです。


味わいも、しっかりと濃く、果実味が充実し、満足感があります。
それでもどこかしら透明感を感じるのは有機栽培なのでしょうか。

ジリジリとスパイシーで重さや熟した果実味が個性的で、とても
コストパフォーマンスも高いと思います。

もう最後の1、2本で終売しようかと思いましたが、また新ヴィンテ
ージを入れるかも知れません。

やめようかと思っても、なかなかやめられない廃墟探索のよう
でもあるのでしょうか???


しかし最近マルベック種のアイテムが増えすぎた。
だって旨いんだもの。



明日、コンシェルジュ(ガイド)としてお客さんへ第一声は
決めているのです。それは・・・、

端島へようこそ!

頑張ってきますね。


コメント
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